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スマホのトラブルあれこれ

iPhoneの不調はセンサーの故障かも!原因と対処法を徹底解説!

こんにちは!本日も「iPhoneのお役立ち情報」をお送りいたします!エックスリペアスタッフの大橋です!

画面の明るさが変わらない、向きが変わらない。こんなことがあると、なんとなくセンサーのせいではないかと思いますよね。

実はiPhoneには6種類ものセンサーが搭載されています。これらのセンサーの不調によって、iPhoneには様々な不具合が起こる可能性があります。

この記事では、センサーの故障が原因でおこる不具合と、その対処法を種類別にご紹介します。

大橋

自分でできる事も多いので、参考にしてみてください!

iPhone搭載センサー6種類!故障時はどんな不調が出る?

iPhoneに搭載されているセンサーには、次の6種類があります。

センサー6種類

  1. 近接センサー:画面に物体が近づいたのを検知する
  2. 環境光センサー:周囲の明るさを測る環境光センサー
  3. ジャイロセンサー(角速度センサー):画面の回転を検知する
  4. 加速度センサー:振動を検知する
  5. 地磁気センサー:方角を測る
  6. 気圧センサー:気圧を測る

スマホが周囲の状況に合わせて様々な応答ができるのは、これらのセンサーのおかげです。逆にセンサーの不調は、スマホを快適に使えなくなる不具合につながります

各センサーの不調時の代表的な不具合は次のようなものです。

センサーからくる不具合

  1. 近接センサー:通話時に画面に耳に付けたとき、ボタンが反応してしまう
  2. 環境光センサー:画面が眩しすぎる/暗すぎる
  3. ジャイロセンサー:横画面/縦画面の切り替えができない
  4. 加速度センサー:ロック時に持ち上げても画面がオンにならない
  5. 地磁気センサー:マップの道案内が正しい方向を向かない
  6. 気圧センサー:ヘルスケアアプリで階段の上り下りが計測できない

これらの不具合が起こったら、まずはセンサーが本当に動かなくなったのか確かめましょう。そして、自分でできる対処を実行してみた上で、不調が直らなかった場合は修理をおすすめします

それでは、まずは近接センサーの不調の検証方法を見ていきましょう。

近接センサーの不調

近接センサーの役割が最も発揮されるのは、通話中です。

近接センサーが壊れたときは、通話中に急にスピーカーモードやミュートになる、通話を切ってしまうなどのわかりやすい不具合が出てきます

では、近接センサーの不調に気づいたら何をすればいいのでしょうか?

【手順1】不調の検証

近接センサーの不調は、通話中の反応で検証できます。

  1. 誰かに協力してもらって電話をかけるなどして、スマホを通話中状態にします。
  2. この時、センサーがある画面上部を手で覆ってみて、画面がオフになるか、手を離すとオンに戻るかを確かめます。

この反応が正常に起こらない場合、センサーの不調の可能性があります。

【手順2】汚れや傷を探してみる

近接センサーは画面上部のフロントカメラ付近についています。

この部分に障害物があると、センサーが反応しにくくなったり、逆にずっと反応した状態になってしまったりする可能性があります。

  1. フロントカメラ付近に傷、汚れ、保護フィルムの気泡・埃・汚れなどがないか調べる。
  2. 柔らかい布で拭いたり、保護フィルムを貼り直したりして障害物を除去する。

障害物を自分で除去することで解決する可能性があります。また、傷がついている場合はパネルの交換が必要になるので、修理に出しましょう。

環境光センサーの不調

スマホ画面の快適な見え方に関わっているのが環境光センサーです。

故障していても不具合の出方は「画面が見えにくい気がする」というものなので、本当に故障したのか判断が難しいと思います。

環境光センサーは、周囲の明るさを測定し、それに合わせて画面の輝度を変更してくれます。画面の輝度は手動でも操作できますが、周囲の明るさが変わっても自動で快適に使えるのはこのセンサーのおかげです。さらに、不必要に画面を明るくしないという点では、省電力にもつながります。

また、iPhone8以降ではTrueToneという機能も追加され、環境光センサーが明るさだけでなく、色味も測定できるようになりました。これによって、周囲の光の色に合わせて、画面に表示する色を自然に調節してくれます。

TrueToneの見え方はこちらの動画を参考にしてみてください!↓

では、このセンサーの故障はどのように判定できるのでしょうか。

【手順1】自動調整をオンにする

明るさや色味の自動調整機能はデフォルトでオンになっています。しかし、もしかしたら何かの拍子にオフにしてしまっているかもしれません。この設定は設定アプリから行います。

自動調整をオンにする

  • 明るさの調整:「アクセシビリティ」>「画面表示とテキストサイズ」から画面をスクロールして下の方にある「明るさの自動調整」でオン・オフを設定。
  • 色味の調整:「画面表示と明るさ」を開き、TrueToneの項目でオン・オフを設定。

明るさの調整

色味の調整

自動調整がオフになっていると、周囲の明るさが変わっても画面の明るさがそのままになるので、故障と勘違いするかもしれません。

次の手順で故障の判定をするためにもオンにしておく必要があるので、先に設定をチェックしておきましょう。

【手順2】故障の判定

設定がオンになっていることが分かったら、センサーが作動しているか確かめます。

  1. 明るい部屋でスマホをロックして、画面をオフにする。
  2. 環境光センサーのある画面上部を手などで覆う。
  3. センサーを覆ったまま画面を点灯させる。

正常な状態では、再び点灯させた時に、画面が暗くなるはずです。

また、使用中に画面上部を手で覆っても明るさが全く変化しない場合があります。昔のiPhoneでは、画面に顔を覆い被せたり、傾いて影になったりするだけで画面が暗くなりました。

しかし最近は使用中に急に画面が暗くなっても、一時的に影になっただけだと判断し、画面の明るさが変わらないようになっています。環境光センサーの反応をしっかり見るためには、上記の手順で行いましょう。

その他の内蔵センサーの不調

角速度、加速度、地磁気、気圧などを測定するセンサーは、それぞれの情報を組み合わせることでスマホの動きや持ち主の移動を正確に分析しています。

そのため位置情報などがおかしい気がしても、どのセンサーにどんな不調が出ているのかすぐには分かりません

そこで、これらのセンサーの働きを計測できるアプリを使ってみるのをおすすめします。

センサー出力を測定するアプリ-phyphox-

phyphoxを使ったセンサーの検証

  1. アプリをインストールして開く
  2. 計測したい項目を選択
  3. スタートボタンを押す
  4. スマホを静止させたり動かしたりしたときの波形を見る

Phyphoxはスマホのセンサーやマイク、GPSなどを利用して、様々な計測ができるアプリです。このアプリで各センサーの出力を測定できます。

まずはAppStoreからアプリをインストールして開きます。4種類のセンサー出力に加えてGPSの計測も可能です。検証したい項目をタップし、右上のスタートボタンを押すと測定が始まります。

まずはスマホを机の上などに置いて動かさない状態でしばらく計測しましょう。次にスマホを色々な方向に動かしてみて、波形が大きくなるかを見ます。

静止状態でも波形は出てきますが、動かし始めるとグラフの縦軸が大きくなって、静止状態のころの波形がほぼ直線に見えるようになるはずです。波形が検出されなかったり、動きに応答して大きくならなかったりする場合は、測定中のセンサーに異常があるかもしれません。

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異常がある場合はどうする?

試してみること

  • 再起動
  • iOSのバージョンアップ
  • Appleサポートへ問い合わせ
  • 初期化

検証の結果センサーに異常があると分かったら、まずはスマホを再起動してみましょう。一時的な不具合の場合は、これで解決するかもしれません。

また、iOSのバージョンによっては、センサーが上手く動かない場合があります。古いiOSを使っている場合はアップデート、最新のものの場合はセンサーに関する不具合が報告されていないか調べてみましょう。Appleサポートへの問い合わせでも、助言が得られるかもしれません。

以上の対応で解決しない場合、最終手段ですがiPhoneを初期化してみるという手もあります。初期化は設定アプリの「一般」から、「リセット」を選び、「すべてのコンテンツと設定を消去」で行えます。

一度すべてのデータが消去され、工場出荷時の状態に戻ってしまうので、実行する前に必ずバックアップをとって復元を準備しておきましょう

バックアップについてはこちらの記事で解説しています!↓

センサーが壊れたときはエックスリペアにお任せを!

上記の対処法を実行してもセンサーの異常が直らないときは、買い替えか修理を検討しましょう。長く使っている場合は、本体の寿命も近いのかもしれません。

逆に買ったばかりの新しい機種という場合は、修理すればまだまだ長く使える可能性が高いものです。

修理を検討される場合は、ぜひエックスリペアにお任せください!店頭にお越し頂ければ60分ほどで即日修理が可能です。ご来店が難しい方向けに、送料無料で郵送修理にも対応しています。

まずはこちらからお近くの店舗をお探しください!↓

センサーを長持ちさせるためには

センサーが壊れてしまう原因には、落下などによる衝撃や、水気や磁気にさらされるといったことがあります。

うっかり落としてしまった時のためにスマホケースを使う、水気や磁気には近づけないように注意するといったちょっとした工夫で、センサーは長持ちします。

大橋

センサーに限らず、スマホを長持ちさせるためには大切なことですね

まとめ

ポイント

  • iPhoneには6種類のセンサーが搭載されていて、故障すると様々な不具合が出る。
  • センサーがおかしいと感じたら、各センサーの反応を確かめ、再起動、iOSバージョンのチェック、初期化などをしてみる。
  • センサーを長持ちさせるためには落下による衝撃を防ぎ、水気・磁気に近づけないように注意する。
  • 壊れてしまっている場合はエックスリペアにお任せ!

センサーはスマホを快適に使うために色々な役割を果たしています。長持ちするように日頃から工夫し、不調が出てしまった場合は迅速に対処しましょう!

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