こんにちは!本日も「iPhoneのお役立ち情報」をお送りいたします!エックスリペアスタッフの大橋です!
みなさんは会議や講演、演奏などをiPhoneで簡単に録音したいと思ったこと、ありませんか?
実はiPhoneには、ボタン1つで手軽に録音できるアプリが入っています。
そこで今回は、このiPhoneの録音機能から最新情報まで紹介していきます。
裏技的な方法もお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください!
iPhoneで録音する方法
iPhoneでは、デフォルトで入っている「ボイスメモ」というアプリから録音できます。(アプリを使わずに録音する機能はありません)
左のようなアイコンをホーム画面から探してみてください!
ボイスメモ以外にも、AppStoreで色々な録音アプリも出ています。
ただ、手軽に録音したい方にはボイスメモが圧倒的におすすめです。
シンプルなアプリですが、実は簡単な編集を始めとして色々な機能がついています。
さらに、この記事で紹介する方法を使うと、素早く録音を開始したり、音質を上げたりすることもできます。
ボイスメモの使い方
まずは基本的な使い方から見ていきましょう。
超基本の使い方
ボイスメモの使い方
- 中央下の赤丸をタップすると録音開始
- もう一度タップすると録音終了
- 音声が「新規録音#何番」というファイル名で保存される
録音した後にファイル名をタップすると名前を変えられますよ!
検索もできるので、わかりやすい名前をつけておくと便利ですね!
ちょっと応用的な使い方
録音中の操作
録音中に灰色のバーをスワイプすると詳細を表示できる。
録音中に波形の上に表示される灰色のバーを上にスワイプしてみましょう。
録音中のファイルが画面いっぱいに広がりました。
画面下に表示されるようになったストップボタンを押すと録音を一時停止できます。
一時停止中はこのように再生ボタンを押してここまでの音声を聞けます。再開したいときは下の再開ボタン、ここで終わりたいときは右下の完了ボタンをタップしましょう。
一時停止中は波形を左右にスワイプすることで音声を再生する場所や、再録音する場所を選べます。
注意
再録音するともとの音声が上書きされて消えるので、間違えてボタンを押さないように!
録音を編集する
音声ファイルを選択すると、右上に詳細ボタンが出てきます。
ここで「録音を編集」を選ぶと音声の波形が表示され、編集できるようになります。
他にも、この詳細ボタンからファイルのコピー、共有、編集、複製、お気に入り登録、保存…などができます。
編集の仕方
- トリミングアイコンをタップ
- 編集したい部分を選択
- 「トリミング」または「削除」をタップ
- 「保存」をタップして編集後の音声を保存
編集画面では、右上にトリミングアイコンが表示されます。
ここをタップしてみましょう。
するとこのように、波形全体が黄色のバーで選択されました。
最初と最後のバーをそれぞれ動かして、トリミングまたは削除したい部分だけを選択しましょう。
選択後にトリミングを押すと選択した部分だけが残り、削除を押すと選択した部分が削除されます。
編集した結果を再生してみて、これでよければ右上の保存をタップ、やり直したいときは左上のキャンセルをタップすればもとの音声に戻ります。
3.注意
録音編集中に間違て操作すると、元のデータが上書きされるなど、元に戻せなくなることがあります。
編集画面に入る前に、あらかじめ詳細アイコンから「複製」を選び、コピーファイルを作成しておくと良いでしょう。
録音中の注意点
録音したファイルを聞いてみたら、雑音が入っていたり最後まで録れていなかったこと、ありませんか?
そんなトラブルを防止するためには次のことに注意してみましょう。
1.マイクの位置に注意する
録音するときは、基本的に充電コードの差し込み口の両隣にあるマイクを使っています。
ここを手で覆っていると雑音が入ってしまうので注意しましょう。
マイクの向きも、なるべく音源の方向に向けた方が音質は良くなります。
イヤホンを繋いでいる場合
iPhoneにマイク付きのイヤホンなどを繋いでいる場合、イヤホンのマイクが使われます。
コードを手で持っておくなど、マイクが動くことによる雑音を防止しましょう。
2.オーディオの再生はしない
ボイスメモはオーディオの再生によって自動的に停止します。
また、録音しながら別のアプリを使うこともできますが、音楽や動画、ゲームの音声などを再生しても止まってしまいます。
意外と知らない?ボイスメモの裏技
さらに便利に使うための裏技を見ていきましょう。
私もよく使っていますが、これは知りませんでした!
1. iCloud同期
iPhoneで撮った音声をパソコンで使いたい。
そういう時、わざわざメールで送信したり、USBに入れたりするのはちょっと面倒ですよね。
ボイスメモなら、そういう手間が省けます!
iCloud同期をオンにしておけば、ファイルが自動的にiCloud上にアップロードされ、同じAppleIDでサインインしている全てのデバイスでファイルを開けるようになります。
同期をオンにするには、設定アプリの一番上にある「Apple ID」から「iCloud」>「ボイスメモ」をオンにしましょう。
Macユーザーは設定しておくと良いですね。
2.ファイル名を現在地名にする
ファイル名を変更するのが面倒で、つい「新規録音」のままになったりしませんか?
実は、ボイスメモではファイル名を自動で現在地名にできます。
設定アプリの「ボイスメモ」から「位置情報の利用を許可」しておくと、新規録音ファイルが現在地名で保存されるようになりますよ。
3.コントロールセンターから録音を開始する
ボイスメモアプリをさらに素早く使う方法もあります。
設定アプリの「コントロールセンター」で「ボイスメモ」を追加すると、コントロールセンターからボイスメモを使えるようになります。
コントロールセンターに追加できるのはデフォルトアプリならではですね!
ちょっとしたメモをしたい時は、メモアプリにフリック入力するよりもスムーズです。
4.録音の音質を上げる
演奏の録音など、ちょっと音質にこだわりたい時もボイスメモアプリはオススメです。
設定アプリで「ボイスメモ」を選び、「オーディオの品質」をみてみましょう。
デフォルトでは「非可逆圧縮」になっています。ここを「ロスレス圧縮(可逆圧縮)」にすると、データの圧縮よる音質の低下を防止できます。
ただし、データの容量は「非可逆圧縮」よりも大きくなるので、普段は「非可逆圧縮」にしておいた方がいいでしょう。
iOS15以降の超便利な新機能
実はiOS15から超便利な新機能が追加されています。
この機能を発見したときはめちゃくちゃ感動しました!
新機能を使うにはファイルを選択して左下に表示されるアイコンをタップしましょう。
すると、「オプション」が表示されます。
新機能は次の3つ!
- 再生速度を変える
- 無音をスキップする
- 録音補正
ひとつずつ見ていきましょう!
1.再生速度を変える
オプション画面の一番上にバーが表示されています。ここで音声の再生速度を変えられます!
このバーの上をウサギ側にスワイプすると再生速度が上がり、亀側にスワイプすると下がります。
英語の勉強などに使えそうですね!
2.無音をスキップする
「無音をスキップ」をオンにすると、音声の無音の部分を自動でスキップしながら再生してくれます。
会議、会話、講演などを録音して後で復習するときなど、話していない部分を飛ばして再生できるのはとても便利ですね。
3.録音補正
「録音補正」をオンにすると、ある程度の雑音を自動でカットしてくれます。
音質を手軽に上げられるので、さらに使いやすくなりました!
まとめ
ポイント
- iPhoneで録音するにはボイスメモアプリが手軽で便利。
- ボイスメモではボタン1つで簡単に録音開始できる。
- 編集機能で音声の再録音、トリミング、カットができる。
- iCloud同期、位置情報の利用許可、コントロールセンターへの追加、圧縮方法の変更でさらに便利に使える。
- iOS15からは再生速度の変更、無音スキップ、録音補正ができるようになった。
iPhoneで録音するにはボイスメモアプリかAppStoreでアプリをインストールしましょう。
ボイスメモは今回紹介した方法でかなり便利に使えます。
ぜひ色々な場面に取り入れてみてくださいね♪
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