こんにちは!本日も「iPhone(android)のお役立ち情報」をお送りいたします!エックスリペアスタッフの大橋です!
最近バッテリーの減りが早い、急に電源が落ちるなどお困りではありませんか?
今のiPhoneは使って2年目なのですが、バッテリーの持ちが悪くなったような気がします。
充電しても1日もたなかったりすると困りますよね。ならばバッテリー交換をすれば解決、と思っていませんか?
実は交換しても、思ったより良くならない場合もあるんです。
今回はそうした意味ない交換にならないよう、バッテリーを交換した方が良い場合とそうではない場合について解説していきます。
iPhoneのバッテリー交換は意味ないって本当?

結論から述べると、長く使っていたり、劣化しているバッテリーは交換する意味があります。
iPhoneやAndroidに共通して使われているリチウムイオンバッテリーは経年劣化します。
そのため、バッテリーを新調することで電池の持ちが改善します。
劣化の症状
ではどのような状態をバッテリーが劣化しているというのでしょうか。劣化のサインとしては下記のようなことが挙げられます。
- バッテリーの減りが早くなった
- 急に電源が落ちることがある
- アプリの起動に時間がかかるようになった
- スクロールがスムーズにいかなくなった
- バッテリーが膨張している
もちろんこれらの理由はバッテリーだけが原因とは限りませんが、長年の使用によってこれらのような症状が出てきます。
劣化状態の確認
実際に劣化しているかどうかは、iPhoneの設定から確認できます。
メッセージ通告
通常ですと何もないのですが、バッテリーがかなり劣化している場合、下記のようなメッセージが表示されます。

最大容量
バッテリーの最大容量が新品の時と比べて、どのくらい減っているのか割合が表示されます。
iPhoneのバッテリーは、充電をくり返して使っても80%を維持できるよう作られており、これより低いと劣化していると言っても良いでしょう。
私の約2年使っているiPhoneでは82%でした。
特に使わなければ、充電は1日もちますね。
ピークパフォーマンス性能
バッテリーが劣化していると、正常に作動するための電圧が足りず電源が落ちる場合があります。
そうならないように調整する機能であり、この機能が発動した場合は下記のようなメッセージが表示されます。

また、バッテリーが膨張している場合には、対処法や予防策が解説されていますのでコチラの記事をご参考ください。
バッテリーを交換するには

バッテリーの劣化をそのままにしておくと、最悪電源が落ちたまま入らなくなる事態に陥ることもあるため、交換した方が良いでしょう。
ですがiPhoneのバッテリーは内蔵されており、Androidのように自分で簡単に交換できません。
そのため公式のストアや修理専門店で交換してもらう必要があります。
無料交換
Appleの保証条件に当てはまれば、無料で交換できます。その条件は2パターンあります。
購入して1年以内
Apple製品は購入するとハードウェア保証がついてきます。
購入後1年以内にバッテリーの劣化や不具合が見られた場合、公式修理サービスにて無料で交換できます。
AppleCare +に加入している
長年の使用によるバッテリーの劣化に関しては、
- AppleCare +に加入していること
- バッテリーの最大容量が80%未満であること
上記の条件を満たせば無料で交換が可能です。
有料交換
無料交換の条件に当てはまらなかった場合には、公式ストアの他に修理専門店でも交換できます。
立地や所要時間、費用などそれぞれですので、自分に合った方法を見つけることが大切です。
公式サービスを利用
Apple Storeや正規サービス店を利用する際には以下の方法があります。
- 直接店舗へ持ち込む
- 配送修理を頼む
- 電話やチャットなどで相談しながら修理を申し込む
持ち込みの場合は要予約が基本で、時間がかかることが多いです。
料金は端末によって異なり、公式ホームページで確認できます。
ただし、バッテリー交換だけで1万円以上はかかると思って良いでしょう。その他必要な修理があれば、さらに高くなるので注意です。
最終的な料金は製品到着後に実機検査を行った上で確定されます。画面のひび割れなど、バッテリー交換に支障をきたす損傷がある場合は、そちらを先に修理する必要があります。場合によっては別途修理料金がかかることがありますので、あらかじめご了承ください。
引用元:Apple
修理専門店を利用
こちらもお店によりますが持ち込みや配送での修理が可能で、料金はApple公式より安く、所要時間も短いところが多い印象です。
また、購入した携帯キャリアでの交換も可能ですが即日対応できるのは数少ない限られた店舗のみなので、基本的にはキャリアからAppleへの配送修理となります。
バッテリー以外の問題

バッテリーに劣化がみられず他に問題がある場合はいくらバッテリーを交換しても意味がありません。
考えられる他の原因
主に3つほど挙げてご説明します。
利用するアプリの負担
便利なアプリや動画、ゲームなどの負担が大きくバッテリーの消費が早くなっている可能性があります。
起動していなくても、バックグラウンドで作動していることが負担になっている場合もあります。
iPhone自体の劣化
iPhone自体、長い間使っていると基盤も劣化し多くの電力が必要となったり、漏電している可能性も考えられます。
iOSに問題がある
iOSは最新の機種に合わせてアップデートされているため、端末が古い場合には最新のiOSの処理が合わずに多くの電力が必要となることがあります。
また、そもそも充電ができないという方は別の原因が考えられるため、コチラの記事を参考にしてください。
他に原因がある場合の対応
では、バッテリー以外の原因が考えられる時はどういった対応をすべきなのでしょうか。
アプリの使用状況の確認
アプリに関してはどのアプリがどのくらいバッテリーを消費しているのか自分で確認することが可能です。
どのアプリをどれだけ使っているのかを具体的に数値で見られます。案外アプリを使いすぎている、、、という結果になることもあるようです。
新しいiPhoneなのに結構電池減るからアプリ毎のバッテリー使用状況調べたらTwitterが70%だったし〜🤣 Twitter依存症だな😂
— ハラン 🦈ᴸᵁᴺÉ*✿ (@LUNEwithyuma) December 2, 2020
修理もしくは買い替えを検討
基盤に問題がある場合は、修理に出すことで解決するでしょう。
ですが、iPhone自体が古い場合はいっそ新しく買い替えするのも考慮して良いのではないでしょうか。
一般的にiPhone本体の寿命は、3年と言われています。
新しいiPhoneを買うための参考になりますのでオススメの動画です。
まとめ
いかがでしたか?バッテリーを交換しても意味がないかも、と迷っている方は
- バッテリーが劣化している場合は交換する意味がある
- 交換は有料と無料があるが、条件に当てはまれば無料でできる
- バッテリーの劣化が原因ではない場合は、他に問題があり交換する意味がない
ということを念頭にバッテリーを交換した方が良いのか、修理や買い替えが必要なのか検討してみてください。
バッテリー交換で済むようであれば、買い替えに比べればだいぶ費用を抑えられます。
特にAppleCare+に加入している場合は無料で交換できるので、バッテリーの最大容量があと少しで80%を切りそう、という方はもう少し待ってみるのも1つの方法でしょう。
以上がバッテリー交換をしようかどうか悩んでいる方へのまとめになります。ここまでお付き合いいただき誠にありがとうございました。