こんにちは!本日も「iPhoneのお役立ち情報」をお送りいたします!エックスリペアスタッフの大橋です!早速ですが、CarPlayとは何かご存じでしょうか?
簡単にいえば、車に搭載しているCarPlay対応のカーナビにiPhoneを繋ぐと、対応しているiPhone内のアプリをカーナビで使える便利な機能です。そこで今回は、
- どう便利なのか?
- どんなアプリが対応している?
- 対応車種や接続方法は?
などを主にご紹介していきます。iPhoneユーザーで車移動される方はもちろん、車の買い換えを検討されている方は、CarPlay搭載可否が車を選ぶポイントになるかもしれません!
CarPlayって何?対応アプリで何ができる?

CarPlayとは、先述した通りCarPlay対応のカーナビとiPhoneを繋げばiPhoneをカーナビ画面で操作できるようになる便利なシステムで、具体的な対応アプリでできることは以下の通りです。
その他、カレンダーアプリを表示してスケジュール管理などもできますが、今回はCarPlay最大の魅力である上記3点をご紹介いたします。
どれも運転中に欠かせないものですね!でも運転中に端末を操作するのは危険では・・?
運転中の端末操作は危険ですし違法です!しかしCarPlayは、iPhoneを声で操作できるSiriを使うので、運転中でも端末に触ることなく安心です。
それでは早速、具体的にどんなアプリが対応しているかをご案内します。これから紹介する3つの使用方法を知れば、CarPlayマスターになれますよ!
車内で音楽アプリが使える

楽しいドライブのお供に音楽は必須。ケーブル不要のBluetoothで繋いでいる方も多いと思いますが、CarPlayは
- USBで繋ぐためより高音質
- Apple Music以外の音楽アプリも使えるので、幅広く選曲可能
などの利点があります。では、具体的にどんなアプリが対応しているのでしょうか?
対応している音楽アプリ
アプリ名 | 無料版 | 有料版(月額) | 試用期間 |
---|---|---|---|
Apple Music | × | 480〜1,480円(約9,000万曲) | 1ヶ月 |
Amazon Music | ○ (数百ステーション) | 580〜1,480円(約9,000万曲) | 1ヶ月 |
YouTube Music | ○ (約9,000万曲・機能制限あり) | 480〜1,950円 (約9,000万曲・機能制限なし) | 1ヶ月 |
AWA | ○ (約1億曲・機能制限あり) | 480〜980円 (約1億曲・機能制限なし) | 1ヶ月 |
Spotify | ○ (8,000万曲以上) | 980円 (8,000万曲以上・機能制限なし) | 1ヶ月 |
LINE MUSIC | × | 480〜1,480円 (9,000万曲以上) | 1ヶ月 |
音楽はあまり聴かないという方も、アプリ名は馴染みがあるものばかりではないでしょうか?無料版は途中に広告が入ったり曲数など制限がありますが、有料版は広告も機能制限もなくなります。
各アプリ、無料お試し期間もあるのでまずはどれか一つ試してみる価値ありです。
一時、便利すぎて日本では違法なのでは?と話題になったSpotify も対応で楽しみ方の幅も増えます。Spotify の魅力をお伝えした記事はこちらです。
動画アプリは再生できる?
YouTube Musicも対応なら、YouTubeの動画も再生できるのかな?
そう思いますよね。しかしドライバーが動画に集中してしまうと危険なので、残念ながら動画は視聴できません。
どうしても動画を観たいという方は、後付の機器で対応できる方法もあります。具体的にはチャンネル登録数12万人のみぃぱーきんぐさんの動画をご紹介しておきます。
ただし、運転中の動画視聴は危険かつ違法なので、必ず停車中に限定しましょう。
スマホで使っている地図アプリをナビ画面に表示できる

当然、ナビ=地図なのでわざわざ地図アプリと連動する必要ある?と聞こえてきそうです。しかし、旅行などお出かけの予定を立てる際は車内ではなく自宅で情報を集めますよね。
その際に、地図アプリに登録したお気に入りの場所がそのままナビに反映できます。その結果車に乗り込み、まずはナビの設定を・・がなくなりスムーズに出発できます。
また、地図によって目印など表示方法が微妙に違うので、見慣れた地図に統一できるのも利点です。現在対応している地図アプリはこちらです。
iPhoneユーザーなら、きっと一度はiPhone純正マップを使ったことがあるはず。その地図がナビ画面にそのまま表示されるので、見慣れた地図でストレスフリーに目的地を目指せます。
ハンズフリーで電話やメッセージを送れる
運転中に誰かと連絡を取る時は、駐車場などに停車しなければなりませんが、緊急時や駐車スペースが見つからない場合もありますよね。そんな場面でも、CarPlayと接続していればハンズフリーでいつでも連絡が取れます。
対応アプリはこちらです。
iPhone純正の通話アプリで電話はもちろん、SMSやiMessageを音声で読み上げ・音声で返信もできます。それにより停車不要、iPhoneを手で操作することなく連絡が完了します。
またLINEや海外でも使える通話アプリWhatsAppも対応、端末の操作不要で音声のみでストレスなく連絡できます。
待ち合わせ・2台で出かけたがはぐれてしまったなどの場合にも便利ですね。
また、こちらの方はCarPlay>ナビと言えるほど便利さを感じているようです。
iPhoneと車載モニターをダイレクトに繋げる「Apple CarPlay」
— 山口慶明🇺🇸で何とか生きてる (@girlmeetsNG) October 8, 2019
アメリカに来てから初めて使ってるけど最高に便利。
siriを使って通話はもちろんメッセージの送受信や目的地検索も一発。
AppleマップだけでなくGoogleマップにも対応してるし、これはカーナビは消滅しますね… pic.twitter.com/xBXVVRiao6
対応車種は?非対応でもCarPlayに接続する方法
CarPlay対応車種は世界600以上、すでに国内メーカーもSUZUKI・SUBARU・TOYOTA・日産・HONDA・マツダ・三菱・LEXUSが対応しており今後も増加の一途を辿るでしょう。
より詳しい対応車種はApple公式サイトをご覧ください。参照:Apple公式サイト 対応車種一覧
CarPlayの利便性はよくわかりましたが、接続や設定は難しくないでしょうか?
やはり気になりますよね!ここからは、対応・非対応車種の接続方法についてご案内いたします。
対応車種の接続方法
対応車種でCarPlayが搭載されていれば、必要なものはiPhoneとLightningケーブルのみ。接続手順はCarPlayナビとiPhoneをLightningケーブルで繋ぐだけです。
LightningケーブルはiPhone充電時に使っているものでOKなので、アプリも有料版を使わなければ完全無料で始められます。
接続方法から基本的な使い方まで、TOYOTA車で分かりやすく解説されている動画がこちらです。6分程度なのでサクッと観られます。
上の動画にはLINEの使い方がないので、こちらの動画で補足しておきますね。
ケーブルで繋ぐだけでここまでの機能が使えるなんて・・いますぐ試したくなりました!
非対応車種の接続方法
CarPlayは2014年3月に発表され比較的新しい機能のため、お使いの車種が非対応の場合も多いと思います。それでも後付けの機器で対応車にできる方法があります。具体的には以下のような機器です。
音質にも定評あり「ケンウッド DDX5020S」
製品名 | ケンウッド DDX5020S |
接続方法 | Bluetooth USB |
大きさ | 15.3×15.7×10cm |
液晶 | 6.8型 |
価格 | 33,997円 (2020年10月現在) |
音質にも定評があるケンウッド社の製品でCD・DVD再生機能もついています。またCarPlayと同等機能の、Android対応のAndroid autoが使える点もポイントです。
ハイレゾ音源も再生可能「カロッツェリア(パイオニア)FH-8500DVS」
製品名 | カロッツェリア(パイオニア) FH-8500DVS |
接続方法 | Bluetooth USB |
大きさ | 16.4×17.8×10cm |
液晶 | 6.8型 |
価格 | 37,680円 (2020年10月現在) |
ハイレゾ音源が再生可能で音質もよく、DVDやCDはもちろんDVD-R/RWのVRモードも再生可能、録画した地デジ番組も楽しめます。こちらもAndroid autoにも対応しています。
いずれもダッシュボードなどに据え置くタイプではなく既存のナビと取り替えが必要ですが、口コミでは自分で取り替えた方もいらっしゃるようですね。
作業に不安な方は、作業代などカー用品店などに一度確認してみると安心です。機器を取り替えてしまえば対応車種と同じく、ナビとiPhoneをLightningケーブルで接続するだけです。
まとめ
CarPlayでできることは、
- 豊富な対応音楽アプリを、高音質で聴き放題
- 使い慣れた地図アプリで立てたお出かけプランを、そのままナビに表示
- LINEもハンズフリーで操作でき、スムーズに連絡
対応車種はもちろん、非対応車種でも比較的手軽にCarPlayを始められます。今乗っているお車でも知らないだけでCarPlayに対応していた!という可能性もありますので、一度愛車を見直してみてはいかがでしょうか?
今回のご紹介で、皆様のiPhone +カーライフがより充実したものになれば幸いです。
