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スマホのトラブルあれこれ

【ウイルス感染!?】iPhoneで表示されたときの注意点とその対処方法

こんにちは!本日も「iPhone(android)のお役立ち情報」をお送りいたします!エックスリペアスタッフの大橋です!

みなさんはiPhoneを使っていて「ウイルス感染しました」と表示された経験はありませんか?すごくびっくりしますよね。これって実はフェイクアラートといい、「偽物の警告」だったのです。実は、その表示が出たiPhoneはウイルスに感染していないかも!?

もし、このウイルス感染の表示について知らなかったら、迷惑サイトに飛ばされたり、不法請求されたりするかも!?そうならないよう、今回は「ウイルスに感染」という表示が出てしまったときに焦らず対処できるよう解説していきますね。

安心してiPhoneを使用できるよう、一緒に確認していきましょう!

iPhoneにウイルス感染の表示が…

iPhoneを使ってネットサーフィンしていたら、急にすごい音と一緒に「ウイルスに感染しました」って表示が…どうしよう、助けてください大橋さん!

そんなに焦らなくても大丈夫!感染していないと思いますよ。

それってほんとに感染している?

いきなり結論からお伝えすると、これって実は「ウイルスに感染していない可能性が高い」です。いきなり画面に「ウイルスに感染しました」と表示が出るとびっくりしてしまいますが、そんな時はまず落ち着いてください。これは、「フェイクアラート」といって、文字通り偽物の警告になります。

これを知っていると、いきなり表示が現れても安心できますね。では、実際ウイルスに感染したらどうなるのかも知っておきましょう。

フェイクアラートとは

ネットサーフィン中に突然現れる「フェイクアラート」ですが、いったいどのようなものなのでしょうか。具体的に確認していきましょう。

実際どのような表示なのか

皆さんはこんな画面が出てきたらびっくりしませんか?こちらの動画をご覧ください。

「ウイルスが2個検知されました」と表示されたら、本当に感染したのでは!?と焦ってしまいますよね。しかも、「対応をとらないとデータが破損する」と書かれています。そして、「あと何秒」とカウントダウンまでしていますね。このように、ユーザーの危機感をあおるのがフェイクアラートの特徴です。

私もこれに似たような表記でした。しかも、大きな警告音も流れて本当にびっくりしてしまいまいた。

その下には「ウイルスを除去」というボタンがあります。これがこの画面の真の目的です。画面の表記や警告音でパニックになったユーザーはどうしたらいいか分からなくなります。ここで対処法が目の前に現れたら藁にもすがる思いでタップしたくなりますよね。

注意 ここをタップすると、他のサイトに飛ばされます。また、電話番号が表記され、怪しいコールセンターに電話して対処するように仕向けられることもあります。そこで、不法請求されたり、危険なアプリをダウンロードさせられたりします。

フェイクアラートなのか、本当の警告なのか

実は、本物か偽物か見分けるポイントがいくつかあります。

セキュリティアプリではなくブラウザのみでの表示

上記の動画のようにGoogle ChromeやSafariなどのブラウザで表示がされた場合は「偽物」の可能性が高いです。もし、ご使用中のセキュリティアプリからの警告なら信憑性が高いです。

ユーザーの恐怖心・危機感をあおってくる

大きな警告音が鳴ったり、データが破損する・個人情報が漏洩するなどの表示が出てきたりするとかなりびっくりしてしまいますよね。このようにユーザーの恐怖心や危機感をあおってくるのも特徴です。焦らず・慌てず・落ち着いて対応しましょう。

公式ページのURLではない

URLが公式のものではない場合も偽物の警告です。しかし、本物とそっくりなことが多いため、ぱっと見では判断できないことも。そのため、タップして確認することだけは絶対にやめてください。

ブラウザバックできない

いつも表示されている戻るボタンがなくなっている、怖いからブラウザバックしようと思ってもできない。こうなるとさらに焦ってしまいますね。タップできるのが怪しいURLやボタンだけの場合は絶対にタップせず、ホームに戻りましょう。

ここまでiPhoneのセキュリティについて説明してきました。しかし、絶対に大丈夫とは言い切れません。自分の身は自分で守るというのも大切です。これから詳しく紹介するフェイクアラートについてですが、知らないと安全なiPhoneでも個人情報を盗まれてしまうこともあるかもしれません。

実際にウイルス感染するとどうなるのか

iPhoneがウイルスに感染したら、どのような症状が現れるでしょうか。知っていればすぐに対策できそうですね。どんな症状が多いかというと、

①バッテリーの減りが早くなる

②端末が熱を持ちやすい

③勝手に再起動を繰り返す

④iPhoneの動きが不自然に重くなる

⑤身に覚えのない通信が行われている

⑥連絡先や写真などのデータが勝手に消えている

⑦ダウンロードした記憶の無いアプリが追加されている

など挙げられます。①~④に関してはバッテリーの劣化やスマホの不具合も考えられるのでこちらの記事も参考までにご覧ください。

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たしかに、私のiPhoneにはこのような症状が出ていませんね!これで少し安心です。

iPhoneの安全性について

「iPhoneはセキュリティーが高く安全」と聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?実は、iPhoneには設計段階からセキュリティ対策を組み込んでいるため、安全性が高いとされています。

実際どんな対策があるのか気になりますね!

AppStoreは審査基準が厳しい

アプリダウンロードの際に使用するのがAppStoreですよね。実はAppStoreでアプリを公開するためには厳重な審査を通過する必要があります。AndroidよりiPhoneの方が提供しているアプリの数が少ない理由がこれです。

App Store Reviewガイドラインでは以下のように記しています。

App StoreからAppをインストールする際、ユーザーはその安全性、つまり、Appに不適切または不快なコンテンツが含まれず、デバイスを損傷することがなく、使用しても物理的な危害が生じないことを前提として期待しています。以下に主な注意点をまとめます。デベロッパが、ユーザーを動揺させ、不快にさせることを目的としている場合、App StoreでAppを公開することはできません。

引用元:App Store Reviewガイドライン

このような様々な条件をクリアできなければAppStoreでアプリを公開できません。セキュリティのスペシャリストたちが厳正な審査をしてくれているとわかれば安心ですね。

しかし、この審査を通っても危険なアプリは存在するのでご自身でも注意していきましょう。

サンドボックスで保護

初めて聞く方が多い言葉なのではないでしょうか?「サンドボックス」とは日本語にすると「砂場」という意味になります。私たちが子どもの頃、砂場で遊んでいたように、「安全な空間」という由来でこの名前になったとか。

簡単に説明すると、サンドボックスというのは使っているiPhoneのホーム画面や他のアプリとは隔離された仮想領域のことです。つまり、アプリであるサンドボックス内からiPhoneに干渉できないということです。「アプリのプログラムが外部と通信すること」や「iPhone内での命令を実行すること」を制限します。

悪意のあるアプリでiPhoneのデータに干渉しようとしてもそれが不可能ということですね。

暗号化機能

暗号といえば安心な雰囲気を感じるのは私だけでしょうか…笑。iPhoneにはデータ保護のために「暗号化機能」が使用されています。

どのような機能かというと、

  • 個人ファイルへの不正アクセス防止
  • iPhoneを紛失した、盗まれたときでもそのiPhoneのデータに干渉できないようにする

ということです。具体的にどのようなデータかというと、「写真・メッセージ・カレンダー・連絡先・メール・ヘルスケアデータ」などです。

まさに個人情報ですね!

他者に漏れたら困る情報を暗号化し安全に管理してくれます。

アプリの使用許可

アプリを使っていて、「位置情報の使用を許可しますか?」「カメラの使用を許可しますか?」などの表示を目にすることが多いと思います。何気なしにアプリを使用するために必要だから「許可する」や「アプリ使用中のみ許可」などを選択していると思います。実はこれもiPhoneのセキュリティの一つです。

iPhoneのアプリは、位置情報や連絡先などのデータ、マイクやカメラなどのiPhoneの機器を使用するためにはユーザーの許可が必ず必要になります。

少しでもこのアプリは怪しいなと思ったら許可するのをやめましょう。

自分の大切な情報を守る一歩として一緒に勉強していきましょう!

フェイクアラートの対処方法

ここまでで、私のiPhoneはウイルス感染していないことがわかりました!では、この表示どう対処したらいいですか?

難しいことはありませんので、一緒にやってみましょうか。

表示されたURLやメッセージをタップしない

上記でもありましたが、危険なリンクに飛んでしまうので絶対にタップしてはいけません。恐怖心をあおってくる内容ですがすべて無視してかまいません。まずは、警告が表示されているタブを閉じましょう。これで何も起こらなかったことになります。

これだけですか!本当に大丈夫なんでしょうか?

そう心配になるのは花南さんだけではないはずです。みなさんの中にも心配になる方がいらっしゃると思います。

ここで思い出して欲しいのが「iPhoneのでセキュリティ」についてです。前述したように、ユーザーの許可がなければ個人情報を使用できないだけでなく、許可無くiPhoneに干渉することは困難です。ですので安心してタブを閉じてください!

もし間違えてURLやボタンをタップしてしまったら

パニックになってタップしてしまった、間違えて押してしまいました…そんな方もまだ大丈夫、安心してください。

飛んだ先のサイトで怪しいアプリをダウンロードしたり、個人情報を入力していなければ大丈夫です。同じようにタブを消してしまいましょう。アプリをダウンロードしてしまっても、すぐに削除すれば大丈夫です。

もしものときのためにウイルス対策を

iPhoneが安全なのはわかったけど、やっぱりウイルス対策をしておきたい!

そんな方におすすめなのが、「対策アプリをダウンロード」することです。「ノートン」「マカフィーセキュリティ」「ウイルスバスター」などは皆さんになじみがあると思います。無料から有料まで、様々な機能が備わっています。ご自分のiPhoneの用途や予算、口コミで何を使うか考えてみるといいかもしれませんね!

まとめ

いかがだったでしょうか。予告なくけたたましい音とともに表示される「フェイクアラート」ですが、以下が大切です。

  • ウイルスには感染していない
  • iPhoneは安全性が高く、セキュリティが頑強
  • 警告画面はすぐに閉じる

まずは「感染していない」と理解すること、あとは落ちついて冷静に対処できれば大丈夫です。慌ててしまう気持ちもよくわかります。なんていったって私自身フェイクアラートを目の当たりにしたとき驚いてサイトに飛びそうになった経験がありますから笑。

ですが、ここまで記事を読んでくださった皆さんならもう大丈夫ですね。安全なiPhoneライフをお送りください!

最後までご覧いただきありがとうございました!

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