こんにちは!本日も「iPhoneのお役立ち情報」をお送りいたします!エックスリペアスタッフの大橋です!
定期的にやってくる『アップデートの通知』
私自身、何気なくこの通知をポチッとしていますが、本当にする必要はあるのでしょうか?
今のままでも十分に使えているのになぜ、アップデートする必要があるのでしょうか?
iPhoneをアップデートしないとどうなるのか?本当の理由やメリットとデメリットなども解説していきます。
iPhoneをアップデートしないとどうなるのか?
Appleが定期的に公開しているアップデートですが、更新することを先延ばしにしたまま、放置し続けたらどうなるのでしょうか?
iOSを最新の状態に更新しないで、使い続けた場合に起こる危険性について確認します。
【似ている用語解説】
- アップデート:ソフトウエアの更新
⇨システムやソフトウエアを最新の状態に更新します。
主に小さな修正や改良が行われます。 - アップグレード:システムやデバイスの性能向上
⇨今まで使用していたシステムをより高度なシステムに更新することで、新機能を追加できます。 - バージョンアップ:新しいバージョンへの移行、大きな機能の変更や進化
⇨例えば、バージョンアップでは、バージョン1.0から2.0への移行が行われ、大幅な機能の追加が行われます。また、アップデートでは、バージョン1.1から1.2への更新が行われ、一部のバグの修正やパフォーマンスの向上が行われる場合があります。
アップデートはシステムやソフトウエアを最新の状態に更新することですね。
最新のセキュリティが保てない
iOSを更新し続ける最大の利点が『最新のセキュリティでいられること』です。
細かい更新を重ねることで、今までの問題点やセキュリティの強化を少しずつ行っています。
常に更新をしないと最悪の場合、個人情報やデータの盗難、不正アクセスの可能性が増えます。
本体への悪影響
基本動作の管理をしているiOSを更新しないと、バッテリーの減りが早くなったり、動作が重くなります。
更新をしないと、本体の基本動作に悪影響を与えるリスクが増えることも覚えておきましょう。
スワイプやタップなどが反応しなくなることや、急に電源が落ちることもあります。
更新をしないと、本体の基本動作に悪影響を与えるリスクが高まるんですね。
基本動作が重い場合はこちら。
アプリが使えなくなる
一部のアプリが利用できなくなることがあります。
アプリの更新も同様に繰り返し行われているため、本体であるiOSの更新をしていないと、アプリを更新したタイミングで「動かない」なんてこともありますので、ご注意ください。
アプリだけ更新していても動かなくなることがあるんですね。
新機能が利用できない
アップグレードが行われていないと、新機能は利用できません。
iOSの基本システムがより高度なシステムに更新することで、新機能の追加や仕様の変更などで画面や作りがガラリと変わるためです。
そのため、アップグレード直後はバグの発生やアップデートが失敗するケースもあるようです。
アップグレード直後のバグはなぜ起こる?
アップグレードにより、新しいソフトウエアや機能が利用できるようになったけれど、全ての機能がテストできていないからです。
失敗例から見るアップデートで失敗しないためのポイント
具体的な失敗例を確認することで、より安全にアップデートが可能になります。
その失敗例の一部を紹介します。
【アップデートの失敗例】
- インターネット接続に問題がある場合、アップデートのダウンロードが途中で失敗することがある。
⇨安定したインターネット環境が必須。 - ストレージの容量が不足している場合、アップデートのインストールができない、または途中で失敗することがある。
⇨ストレージの容量を確保が必須。 - バッテリーが不足して、インストール中にシャットダウンする場合、アップデートは失敗する事がある。
⇨充電を行いながらの作業、バッテリー切れにならないように充電器への接続が必須。 - iPhone本体が古い場合、最新のバージョンに更新すると一部の機能が制限されるなどの問題が発生することがある。
⇨対応機種の確認が必須。
アップグレード後に自分のiPhoneは対応しているのか確認が重要。 - インストール中に予期せぬエラーが発生することがある。
⇨バックアップをとることが必須。
よく見るけど『iOS(アイオーエス)』ってなんだろう?
『iOS』とはAppleが開発している『OS(オペレーティングシステム)』で、ソフトウエアとハードウエア間のデータのやり取りを行います。
普段、私たちが本体の操作ができるのは、この基本システムが管理してくれているからです。
電話アプリから電話をかけたり、写真を撮ってLINEで共有できるのも、iOSのおかげですね。
iOSの便利機能紹介はこちら。
アップデート前に準備しておくべき4つのポイント

もしもの時に備えるバックアップなど、ポイントが4つあります。
バックアップをとる
アップグレードを行われてもデータが消えたり、設定が変わることはありません。
しかし、データのバックアップがとても重要です。大切なことなので、もう一度お伝えします。
『必ずデータのバックアップをとりましょう!』
アップグレードに失敗しても、復元することで、アップグレード前の状態に戻せるので、心に余裕が生まれます。
再起動時には、Touch IDやFace IDによる認証ができないので、心配な方はパスコードをメモしておくと安心です。
ストレージの容量を空けておく
iOSのアップグレードでは大量のファイルをダウンロードするため、5GBの空き容量が必要になります。
空き容量の確認の仕方
1.空き容量の確認はホーム画面の『設定』 > 『一般』を選択して > 『iPhoneストレージ』をタップ。
2.上部に使用状況が表示されるので、そこで確認できます。



更新作業後にスムーズな動作確認のためにも、空き容量を5GB確保すると安心です。
ワイヤレスでの更新なら電源接続とWi-Fi接続が必要
ダウンロードにかかる時間は回線の速度により異なります。
また、ダウンロード中は本体操作が可能ですが、インストールが始まると本体操作ができなくなります。
インストールの前には通知が出るので、急に使えなくなることはありません。
ダウンロード中は操作ができるけど、インストールが始まると操作ができません。
それでも、インストールが始まる前には通知が来るから安心ですね。
本体に触らない時間を確保する
アップグレードには30〜60分程度かかります。
用事がある場合は先に済ませておくと良いかもしれません。
またパソコンが近くにあれば、更新作業中の操作や画面に出てくるメッセージなど、わからないことを検索できるので安心です。
パソコンからアップデートする方法
手順はとても簡単で、iTunesのインストールされたパソコンを用意。
iPhone本体とパソコンをケーブルで接続。
その後は、iTunesの指示通りに従うだけです。
自宅にWi-Fi環境がなくても、パソコンがネットに接続されている場合はご活用ください。
アップデートするメリットとデメリットを比較する

iPhoneをアップデートする一番のメリットは何ですか?
一番のメリットは、ズバリ「セキュリティ向上」です!
セキュリティ向上
新たに発見されたセキュリティの弱点や問題の修正がされます。
これにより、悪意のある攻撃から保護され、個人情報やデータの安全性が高まります。
第三者からのサイバー攻撃を防げるのは、安心できますね。
バグの修正
ソフトウエアやシステムに存在するバグや問題を修正されます。
これにより、アプリの動作が遅くなる、クラッシュするなど動作の不安定さが軽減されます。
動作の不安定さが軽減され、スムーズに操作ができるんですね。
新機能や機能の改善
新、旧機能の改善を行い、今までよりも便利で使いやすい機能を利用できます。
siriの便利機能はこちら。
パフォーマンスの向上
最適化を行うことで、アプリの起動速度の向上や処理能力の改善ができます。
ストレスがなく、サクサク動くようになりますね。
互換性の向上
新しいアプリやアクセサリーとの連携がスムーズになり、互換性の問題を回避できます。
まとめ
【この記事で伝えたいこと】
- 定期的なアップデートはセキュリティ強化に欠かすことができない。
- アップデート前にはバックアップをとっておく。
- メリットとデメリット
もしも、自分のiPhoneが知らない誰かに乗っ取られたらと思うと、おちおち寝てもいられません。
今では携帯電話が自分の身分を証明する、まるで分身のような存在ではないでしょうか?
その分身でもある携帯電話を危険にさらさないためにも、常に最新状態に更新することがセキュリティの強化と個人情報の保護に不可欠です。
