こんにちは!本日も「androidのお役立ち情報」をお送りいたします!エックスリペアスタッフの大橋です!
スマホをテレビやパソコンのモニターに繋いで、大画面で操作したい!そんな願いを叶えるために必要なのが「MHL」などの映像データ通信技術です。
ですが注意点が。マイクロUSB端子口がついていても、すべてのスマホがMHLの規格に対応しているわけではないのです!
ええっ!?私のスマホ、対応しているのかな……?
対応しているかどうかをしっかり調べてから、スマホ本体や接続関連の機器を購入するようにしたいですね。この記事では初心者向けに、
- MHL対応スマホかどうかの調べ方(古い機種向け)
- MHL規格はもう古い!?DP対応を調べましょう(新しい機種向け)
- 有線接続の他に方法はあるの?
の順にお伝えしていきます!
MHL規格に対応しているスマホを調べるには【古い機種向け】

最初に結論ですが、MHLケーブルを使ってスマホをミラーリングする技術は「2015年頃までの古い技術」です。新しい機種をお使いの場合は、「Display Port対応スマホ」で調べましょう。
2015年頃以前のスマホをお使いの場合は逆にDPには対応していないので、MHL対応で調べていきます。
DP対応スマホの調べ方については、この後、記事後半でお伝えしますね!
DPが主流となってからは「古い技術」となってしまったMHLですが、まだまだ中古スマホでは現役ですよね。MHL対応のスマホかどうかを調べるには、
- 専用アプリでチェックする
- MHL製品メーカーのWebサイトで調べる
- スマホ製品の技術仕様を調べる
の3パターンの方法があります。すでにスマホを購入した後であれば、手っ取り早いのは1番に挙げた「アプリで調べる」かと思います!
では、順番に解説していきますね!
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方法① アプリで調べる
すでにスマホを購入して手元に持っている状態なら、アプリで調べると楽です。Googleストアで「MHLチェッカー」の名前を入力、検索すると出てきます。
おすすめ:MHLチェッカー
端末が対応可かどうかを素早くチェック!
方法② 機器メーカーのWebサイトで調べる
機器を作っているメーカーのWebサイトで互換を調べる方法です。この他、製品パッケージ自体に互換機種の対応表が書かれていることがあります。
対応表の例:サンワサプライ/エレコム
コスパの良い価格帯でモバイル周辺機器などを製造してくれている大手メーカー、「サンワサプライ」「エレコム」。Web上でも対応を確認できるようにしてくれています。
▼サンワサプライの対応機種表はこちらから
サンワサプライ|MHL対応スマートフォン一覧
▼エレコムの対応機種表はこちらから確認できます
エレコム|スマホ・タブレット、MHL変換ケーブル対応一覧 (PDF)
方法③ スマホ製品の技術仕様を調べる
スマホの技術仕様の欄に「MHL対応」と記述があるか調べてみましょう。
▼価格comなどの検索サイトを活用すれば、一気に調べることも可能!
価格コム|MHL対応スマートフォンの検索結果
MHLはもう古い!?新しい技術は「DP」対応【新しい機種向け】

新しい技術は「ディスプレイポート・オルターネートモード」
人気のミラーリングですが、現在は「Display Port Altanate mode(DPまたはDPAM)」の方が主流となっており、MHL対応スマホはほとんど見かけなくなりました。
スマホの技術仕様に「Display Port対応」「オルターネートモード対応」「HDMI出力対応」などの文言が書かれていなければ、そのスマホからの映像出力には対応していない可能性が高めです。注意して下さい。
DPオルターネートモードには、ハイエンドモデルの一部スマホが対応しているようです。ミドルクラス・格安スマホなどは非対応の可能性が高いです。
有線接続には「USB-C・HDMI変換ケーブル」が必要
DP対応のスマホと、モニターのHDMI端子を繋ぎます。変換ケーブルを用意しましょう!
▼商品例:「Display Portオルターネートモード対応」のスマホでなければ使えないので注意して下さい!
非対応だった!MHL・DPの他に方法はある?

スマホが有線での接続に対応していなかった場合、まだ諦めないで下さい。「無線」という選択肢があります!
▼公式ページはこちらから
Android|スマホの画面をモニターに映して大画面で楽しもう
Chromecast
「クロームキャスト」はGoogleが開発・販売しているミラーリンググッズです。
メリット
無線接続なので、スマホがHDML出力ケーブルに対応していなくてもChromecastなら使える可能性があります。
デメリット
注意点として、Chromecastに対応していないアプリが使えません。
たとえば「ゲームをテレビ画面に映したい!」と思っても、そのゲームアプリが非対応なら、たとえスマホとChomecast間に互換があったとしてもゲームはテレビ画面に映りません。
まとめ
この記事では、スマホ画面をモニターに映し出す「MHL」対応のスマホの調べ方をメインにお伝えしました。
- MHLが主流だったのは2015年頃まで
- 現在はDisplay Port Altanate modeが主流だが、対応可能なスマホは一部のハイエンド機種に限られているようす
- 無線通信のChomecastも検討してみましょう!
2015年頃までに発売されていたスマホ機種にはMHL対応のものもあるので、サブ機としての利用や中古での販売など、MHLにもまだまだ用途があります。チェッカーアプリやメーカーの互換表などで適合を調べてみて下さいね!
スマホ活用の幅が広がりますように!
最後までお読み頂き、ありがとうございました。