こんにちは!本日も「iPhoneのお役立ち情報」をお送りいたします!
エックスリペアスタッフの大橋です!
今日のトピックは「iPhoneのRAM」についてです。
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iPhoneはわかりますが、RAMってなんですか?「ラム」で読み方合ってますか?
合っています!RAM(ラム)とは「Random Access Memory」(ランダムアクセスメモリ)の略です。
って、いきなり専門的な用語でムリ~とサイトを閉じようとしたそこのあなた。ちょっと待ってください!
この記事では、どこまでもiPhone初心者に寄り添います。
自分のiPhoneのどの数値が重要で、買い替えるならどの数字を考慮したらいいのか。スマートフォン修理のプロフェッショナルである私たちが、まさに初心者目線で書いていきますので、最後までお付き合いいただけたらと思います。
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iPhoneのRAMとはいったい?何を気にしたらいいの?
「iPhoneのRAM」先ほど伝えたRAMの説明(ランダムアクセスメモリ)ですが、あれでは何がなにやらわからないと思います。とにかくわかりやすく説明しますね。
「RAM」の説明は当然ながら、同様に語られる「ROM」や「CPU(iPhoneではSoC※違いは後述)」についても、わかりやすく解説していきますね。
RAMの数字は「作業机」の大きさを現している!
まず、自分の部屋を想像してください。
ちょっと大橋さん!いきなりなんですか?自分の部屋とRAMと、なにか関係があるんですか?
花南さん、おちついてください。
関係あります。1つずつ説明していきますから。
勉強机でもなんでもいいですが、なにか作業するための机があなたのお部屋にあったとして、その机が大きかったらどうでしょうか。
本でもノートでもタブレットでも、なんでも好きなように置けますよね。逆に、机が小さいと、どうでしょうか。
辞書を置いたらもう何も置けない。少しのものを置いただけでいっぱいになってしまいます。
この机の大きさを現す数値が「RAM」です。
なるほど、一発でわかりました!
そして次に、ROM(ロム)とSoC(エスオーシー/ソック)。この2つについても調べてみました。どこよりもわかりやすく解説しますのでお楽しみに。
一応、何の略かだけは記しておきますね
- 『ROM』とは、Read Only Memory(リードオンリーメモリ)の略
- 『SoC』とは、system on chip(システムオンチップ)の略
ROMの数字は「本棚」の大きさを現している!
「ROM」は、先ほど想像していただいた作業机の近くにある本棚です。
その本棚の大きさを現しているのが「ROM」ということです。
本棚が大きければ、たくさんの本が収納できます。言わずもがな、小さければ何冊かの本しか置くことはできません。
ROMは、よく見かける容量(ストレージ)と混同されがちです。ストレージはどのiPhoneでも簡単にチェックできます。
「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」
私のiPhoneは「64GB」ということです。(画像では、64GB中21.5GB使ってますということ。※つまり64冊入る本棚に22冊入っている状態、まだ42冊入るよ~ということ!)
「ROM」と「ストレージ」の違いはこちら!
- ROMは「読み出し専用」なメモリ
- ストレージは「読み書き可能」なメモリ
ROMやストレージは本棚の大きさ。そしてROMは読み専門、ストレージは読み書き専門。覚えました!
(0:48~「RAMとROMの違い」が動画でわかりやすく解説されています!)
SoC(≒CPU)の数字は「人の頭脳」の良し悪しを現している!
そして最後は「SoC」。「SoC」とは人間の頭脳です。
ですから、ここまでをまとめてみると次のように考えられます。
SoCが小さいことで起こるデメリット
たとえ机(RAM)や本棚(ROM)が大きくても、頭脳(SoC)が小さい(性能が低い)状態なら、どうやったって目の前の処理は捗らないと、こういうことです。
ご理解いただけましたでしょうか。
ちなみに、これも混同されがちな「SoCとCPUの違い」も調べてみましのでご参考までに。
CPUって、なんの略?
- 『CPU(シーピーユー)』とは、Central Processing Unit(セントラルプロセッシングユニット)の略
SoCとCPUの違いがわかった記事を見つけたよ!
今回の記事作成で、出るわ出るわ専門用語。RAM、ROM、SoC、CPU。
iPhone初心者の私の頭はパンク状態。「SoCとCPUの違い」もその1つです。
CPUは聞いたことがあります。「インテル入ってる?」のCMで有名ですよね。
ただ、聞いたことがあるだけです。意味はぼんやりと、なんとなく。
そこで今回調べていくうちに、「SoCとCPUの違い」がよく分かる記事を見つけたので紹介しますね。それがこちら。
SoCは海鮮丼で、CPUは海鮮丼の中にあるマグロの刺し身です。
「SoCとCPUの違いって?(シンプルに説明)」から引用
つまりは「SoC」にCPUやメモリが含まれてるってこと!
- 「SoC」は海鮮丼セット。具材を取り替えることは原則不可。
- 「CPU」は1つの具材。丼にして他の具材をどれだけ載せるかは自由。
なるほど、iPhone13のSoC「A15 Bionic」とは、具材が決められた海鮮丼と考えたらいいのですね。「A15 Bionic」の中にCPUも含まれていると、そういうことですね!わかりました!
A15は2つの高性能コアと4つの高効率コアで構成される、Apple製の64ビット6コアCPUを搭載している。
ウィキペディア「Apple A15」から引用
iPhoneの「RAM」が大きいといったい何がいいのか?
では、iPhoneの「RAM」が大きいと、どんなメリットがあるのでしょうか?
※『RAMの数値』は公表されていませんが、ネット上には信憑性のあるデータはいくつも存在しています。
RAM容量一覧
- 6GB(iPhone 13 Pro Max、iPhone 13 Pro、iPhone 12 Pro Max、iPhone 12 Pro)
- 4GB(iPhone 13、iPhone 13 mini、iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max、iPhone 11、iPhone XS Max、iPhone XS)
- 3GB(iPhone SE 第2世代、iPhone XR、iPhone X、iPhone 8 Plus、iPhone 7 Plus)
- 2GB(iPhone 8、iPhone 7、iPhone SE、iPhone 6s Plus、iPhone 6s)
iPhone13のRAMは4GBで、iPhone13ProのRAMは6GBか~。
う~ん、いったい、どっちを買えばイイのだろう。
これから新しくiPhoneを購入しようと検討されている方の参考になることを願って、「RAMが大きいと何がいいのか」を、よりわかりやすく書いていきます。
「RAM」の数値が大きいとどんなメリットがあるの?
先ほども述べたように、RAMの数値が大きいと言うことは、作業机が大きいと言うことでしたね。
つまり、机が大きいと「たくさんの『モノ』が並べられる」。iPhoneで言う『モノ』とはアプリのことです。
ということは、RAM数が大きいと、同時に開けるアプリが多くなるってことですね。
そうです!注意すべきは、ただそれだけってことなんです。
えっ?「ただそれだけ」ってどういう意味ですか?
RAMが大きいとどんなメリット?
たくさんのアプリが開ける
(注)たくさんのアプリが同時に開けるだけでアプリ自体の動作が良くなるわけではない!
RAMの数値が小さいとどんなデメリットがある?
これも同じ。
RAMの数値が小さいということは、作業机が小さいということですから、同時に開けるアプリの数が少なくなるということですね。
RAMが小さいとどんなデメリット?
アプリが落ちる(アプリを同時に開きすぎるとアプリが落ちやすくなる)
「RAM」が大きいとゲームアプリがサクサク動くは本当?
ここまでRAM、ROM、SoCと調べてきて、今日の記事でわかることをまとめてみたいと思います。
「RAM」が大きいからってサクサク動くはあり得ない!
何度も言うようですが、
- RAM:机
- ROM:本棚
- SoC:人の頭脳
です。
つまり、「RAMが大きければ、ゲームがサクサク動かせる」は真っ赤なウソだということがわかると思います。
ただの机ですからね。アプリが「たくさん同時に開けるだけ」です。そのアプリをサクサク動かすためには、SoC(頭脳)の大きさが必要ということです。
今日の記事では、コレをできるだけわかりやすく伝えたいと思いながら記事をまとめました。
結局、RAMもROMもSoCも、バランスが大事だよ!
結局、各メモリもSoCもバランスが大事なんですよね!
これは、落ち着いて考えたらすぐわかることです。
- どれだけ、頭脳(SoC)が優秀でも、机(RAM)が小さければ作業しにくいですし、本棚(ROM)が小さければ、得られる知識は少なくなる
- 反対に、どれだけ、机(RAM)が大きくても、本棚(ROM)が大きくても、頭脳(SoC)がイマイチなら豚に真珠
- そして、机(RAM)がいくら大きくても、本棚(ROM)が小さければ机の大きさを持て余すし、本棚(ROM)が大きくても、机が(RAM)が小さければこちらも持て余すことになる
つまり、三要素のバランスが大事だということですね。
iPhoneを買い替える際は、1つの要素だけを見て飛びつく(迷う)のではなくて、バランスを見て選んでください。
そして、このバランスはあたりまえですが、新製品になればなるほど上がります。バランスのことは、心配せずともAppleさんがよく考えて製品化してくださってますからお気になさらずに。
私たちユーザーはそこまでゴチャゴチャ考えず、新しければアプリがサクサク動くんだと思いながら、もっと感覚的な「持ちやすい小さめのiPhoneがイイ!」「このiPhoneの色ステキ!」「iPhone13Proは写真がキレイでイイ!」を機種選びの基準にするのがいいのではないでしょうか。
これが、この記事の結論です。
まとめ
今日のおさらいはこちら。
今日のおさらい
- RAMは机、ROMは本棚、SoCは頭脳
- RAMが大きければゲームサクサクは嘘
- ゲームサクサクを求めるならSoCが良い機種を選べ(但し、バランス大事)
もっと調べたら技術的な面での説明が必要です。けれど、考え始めたらキリがありませんし余計わかりにくくなるので、あえてこの程度にとどめました。もっと調べたい人は、積極的に調べてみてください。
とにかく、RAMとROMとSoC(それからCPU)のザックリとした知識やその違いなど、これらだけでも知れたら、今お持ちのiPhoneにより愛着が沸くのではないかと思いました。
たしかに、いつも使っているiPhoneを今までより深く知れた気がして、愛おしくなりました!
もはや生活に欠かせないiPhone。大切に。末永いお付き合いをしてみてください。
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