こんにちは!本日も「iPhoneのお役立ち情報」をお送りいたします!エックスリペアスタッフの大橋です!今日のトピックは「iOS16アップデート対象外のiPhone7」についてです。

アイオーエス?アップデート?アイフォンセブン?たいしょうがい?
ちょっと何言っているかわからないんですけど。

花南さん、落ちついてください。1つずつ、順を追って説明していきますから。ご安心を。
細かいところは本文に譲るとして、とにかく、2022年の秋、iPhone7ユーザーを困らせることが起こります。iPhone7ユーザーは必見の記事です。
iOS16大型アップデートでiPhone7のこれからは?

まず、一つずつ背景を説明してから、まとめていきたいと思います。

私にもわかるように、よろしくお願いしますね。
iOS(アイオーエス)とはなにか?
iOSを説明する前に触れて置かなければいけないのが、OSについてです。

花南さん、OSは聞いたことありますか?

OSって、「Windows 10」とか、あれですか?

そうです!
OSは「Operating System(オペレーティング システム)」の略で、つまり、機械を動かしているシステムのことですね。
で、iOSはiPhoneのOSってことです。
ご理解いただけましたでしょうか。
iOSは一年に一度大きなアップデートするのが慣例行事!
そして、iOS16のアップデート。なぜアップデートするのかというと、理由は大きく2つあります。
iOSが大型アップデートする理由
- これまでの機能を対処するため
- これからの機能を導入するため
これまでの機能を対処するというのは、主にセキュリティのことです。
iPhoneって機械ですから。当然、古くなっていきます。世の中が、「やれ5Gだ」「やれキャッシュレスでの支払いだ」と移り変わる中、iPhoneも世の中に併せてアップデートしていかなければいけないわけですね。
そして、世の中が変わるとき、古いiPhoneは狙われやすくなります。これがセキュリティの抜け穴。今日の記事のキーポイントになります。

なるほど。iPhoneは今や生活の一部になってますものね。
銀行情報やクレジットカード情報もiPhone内に当然のように入っていますし、スマホで支払いも毎日誰もがしていることですから、そのiPhoneのセキュリティが弱くなれば…怖いことですね。

そうなんですよ。もはや、iPhoneのアップデートはセキュリティとの戦いとも言えるのではないでしょうか。あくまで、機械ですからね。これからも安全に使いたいものです。
そして、2つ目の「これからの機能を導入する」も、セキュリティに関係していること。
今後、ますます変わりゆく世の中にiPhoneを利用可能とさせるために、iPhoneのアップデートは欠かせないというわけ。そして、iPhoneの製造元のAppleは、一年に一度大型のアップデートを恒例行事にしていると。ここまでが、iOSのアップデートについての解説です。

iOSアップデートの必要な理由が、よくわかりました。
2022年の秋(おそらく9月)iOS16になる!
そして、2022年の秋、おそらく9月中旬にiOSは15から16へとアップデートされるわけです。これが大型アップデート。
iOS16で主に何が変わる?
・主にロック画面です。1番目につく『ロック画面をカスタマイズできる』がApple公式HPの最前面に!

はぁ、それがiPhone7となにか関係があるのですか?

花南さん、大ありなんですよ。なんと、iOS16の大型アップデートでiPhone7はiOSアップデートの対象から外されたのですから。

ホワイ?なんで、対象から外されなきゃいけないんですか?
-1.png)
『iOS16はこちらのデバイスに対応します。』
iPhone 13/iPhone 13 mini/iPhone 13 Pro/iPhone 13 Pro Max/iPhone 12/iPhone 12 mini/iPhone 12 Pr/iPhone 12 Pro Max/iPhone 11/iPhone 11 Pro/iPhone 11 Pro Max/iPhone XS/iPhone XS Max/iPhone XR/iPhone X/iPhone 8/iPhone 8 Plus/iPhone SE (第2世代以降)
Apple公式より引用

ホントだ。iPhone7、入ってませんね。なんで?
アップデートの対象外にした理由は次の通りです。
iPhone7をiOS16アップデートから除外するたった1つの理由
新機能を優先したため

どういうことですか?

つまり、古いiPhoneの処理能力では、iOSで打ち出したかった新機能を導入できないということ。
古いiPhoneでも問題なく動くようにバランスをとることもできたのかもしれませんが、そうすると新機能は思う存分発揮できなかったとか、結論としてバランスをとることはしなかったということです。
ということは、新機能は使えないけれど、今まで通りの機能は使えるということを意味しています。
ただし、1つだけ注意点が。次の章では、その注意点に触れていきます。
今後もiPhone7はそのまま使えるけれども…


1つの注意点とはなんですか。

それは…
いずれ使えなくなる日がくるということ。
iPhoneとアプリはお互いに切磋琢磨の関係なのだ
つまりこういうことです。
新機能には、セキュリティに関することも当然、含まれているわけ。先ほども触れたように、目まぐるしく変わる世の中のサービス(アプリも)に、iPhoneは併せていってます。
iOS16の大型アップデートも、様々な世の中のサービス(アプリも)に併せたシステム変更の結果。
で、たとえばiPhone7がiOS16のアップデートできないということは、今はいいけれども、ゆくゆくiPhone7だと「使えなくなるサービス(アプリも)が出てきますよ~」と、このことを警告しています。

なんとなくわかってきました。
アプリを使うためにiPhoneがあり、iPhoneがあるからアプリが使える。
そのどちらもがアップデートを繰り返しているなら、アップデートできなくなったiPhoneでは、新しくアップデートされたアプリを使えなくなるかもしれない。

花南さん、そういうことです。
具体的なアプリ名は出しませんが、ある日突然「このiPhoneで当アプリは使用できません」と言われる日がくるかもしれないと。

それは困りますね。
では実際にiPhone7はいつまで使えるのでしょうか?
先ほども触れたように、「いつの日か」なので、明確な日にちはわかりません。ただし、Appleのサポート終了の時期を1つの目安としてもいいのかもしれません。

サポート終了とはなんですか?

パソコンでも「Windows 7 のサポートは 2020 年 1 月 14 日に終了しました」ってありましたよね。あれと同じです。iPhone7のサポート終了時期はいつかってこと。
Appleには明確な基準があり、「販売終了から5年以上で修理受付不可、7年以上でセキュリティサポート不可」となります。(Apple公式HP「保証期限の切れた Apple 製品の修理サービスを受ける」を参考)
つまりどういうことかというと、販売終了から5年以上経ったiPhoneが壊れたら「もう修理できませんよ(正確には修理するための部品の提供はできませんよ)」と。7年以上経ったら、「セキュリティ面での不具合が生じても対応できませんよ」という意味。
ちなみに、iPhone7の販売終了は2019年9月10日なので、まとめると以下のようになります。
iPhone7のサポートはいつまで?
- 『修理サポート』は2024年9月9日まで
- 『セキュリティサポート』は2026年9月9日まで

なぁ~んだ、じゃあ、まだまだ使えそうですね。

花南さん、ちょっと待ってください!
あくまで「壊れなかったら」の話です。iPhoneは機械。バッテリーも交換が必要な消耗品。
また再三言っているように、世の中の変化で日々軽微なアップデートを繰り返している機械がiPhone。iPhone7が何のサービスも利用できない『ただのオモチャ』にならないように、十分な注意は必要ですよ。
iPhone7を別機種に買い替えるのも1つの手!

以上の理由に鑑みて、「iOS16ではiPhone7を対象外にします」というニュースから、iPhone7をiPhoneSE(第2世代)や、アップデートの恩恵をまだまだ受けられる最新機種に買い替えるのも1つの手だと思います。
あなたならどうしますか?
仮に、あなたが今、iPhone7を愛用していたとして、今日の記事を読んだとしたら、この先どのような行動を取るでしょうか。
今日の記事で1番伝えたかったことは、センセーショナルなニュースばかりに踊らされずに、自分の頭で考えて行動に移してほしいということ。
そして、自分の頭で考えて、先を見据えて「このままでは困ることが起こりそうだなぁ」と予見して買い替える行動力を、iPhoneユーザーのあなたには備えてもらいたいとも思っています。
iOSのアップデートについていけなくなったときが考え時!
最後に、あらためて、iOSのアップデートについていけなくなるということがどういうことかを記して終わりたいと思います。
「iOSをアップデートできない」とは何を意味しているか?
「このiPhoneのiOSはもう二度と書き換えることはできない」という残念なお知らせ、つまり警告です。
これの何が怖いかというと、次の2つ。
- セキュリティが脆弱になる
- 使っていたアプリが動かなくなる
iPhoneは電話ですが、もはやパソコン。
電話機としてなら個人情報といっても電話番号だけで、セキュリティもそこまで気にしなくていいとは思いますが(もちろん情報漏洩はあってはならないことですが)、私のように「クレジットカードの情報」や「ネット銀行の情報」がiPhone内にいくつも入っているというのも珍しくないでしょう。

そんなわけで、iPhone7ユーザーだった私も、愛用していたiPhone7ちゃん(まだまだ使えるスマホ)を買い替えました。
心惜しい気持ちが正直なところです。トホホ。
まとめ
今日の記事をまとめると次のとおりです。
今日のおさらい
iOS、アップデートのコトバを学んで、iOSの意味を明らかにして、アップデート対象外となったiPhoneは今後どうなってしまうのかその背景を知った上で、アプデ対象外となったiPhoneも壊れなければいつまでも使い続けられるけど、『壊れる(修理できない)恐れ』や『セキュリティ面で被害を受ける恐れ』や、『アプリが使えなくなる恐れ』を考える必要がiPhoneユーザーにはある
もはや、私たちのiPhoneには、死守しなければならない情報がいくつも入り込んでしまっています。
ですから、「こわれなければいいや」ではなくて、しっかりと修理可能期間やサポート面まで考慮した利用を心がけたいものです。私も、記事執筆にあたって気の引き締まる想いがしました。
今日の記事が、あなたにとって今後のiPhone生活を考える一助になったら幸いです。
