こんにちは!本日も「iPhoneのお役立ち情報」をお送りいたします!エックスリペアスタッフの大橋です!
iphoneは今や生活必需品ですよね。私達の生活にとって必要不可欠なiphoneが壊れたら困りますよね。

慌てて修理に出してしまいお店選びを間違えるとトラブルに巻き込まれたり、違法になってしまう場合があるんです。
トラブルに巻き込まれたり、違法にならいためには総務省の許可がある登録修理業者のお店かapple正規店で修理するかどちらかになります。

登録していない業者で知らずに修理を受けiphoneを使用してしまうと電波法に引っ掛かり私達が悪くなってしまう場合があります。
修理をしただけなのに違法になるのは理不尽ですよね。なので正しい知識が必要なのです。
この記事では
1.登録修理業者とは何か。
制度が出来た背景
2.登録修理業者以外で修理したらどうなる?
・電波法
・技適マークについて
・技適マークの表示方法
3.正しい修理業者の選び方
4.正規店と修理業者どちらがいいのか
をご紹介します。悪徳業者に引っ掛からないようにぜひお役立てくださいね。
総務省 登録修理業者とは?

正しい手順で修理が出来、この基準に適していると総務大臣が承認した修理業者の事です。

簡単に言うと国公認の民間の携帯修理業者のことです。

携帯の修理業者は登録を受けていないと修理が出来ません
平成27年から制度が始まりました。比較的最近の制度です。
ではなぜこの制度ができたのでしょう。
制度が出来た背景
製造元や購入したお店以外で修理すると携帯の性能が電波法に適合するか不明確になっていく恐れがあり制度が導入されました。
従来は携帯が壊れると製造元や購入したお店で直すのが一般的でした。
携帯の普及に伴いそれ以外で携帯を直す人が多くなりました。

適正に修理する業者か見極めるために導入したのです。
しかし、まだ知らない人が多く登録していないお店も見られます。

ここで修理を受けてトラブルに巻き込まれたり、違法になってしまう場合が非常に高いのです。
登録修理業者以外で修理するとどうなる?

電波法に引っ掛かってしまう可能性があります。
日本で携帯を使用するには「技適マーク」がある携帯のみ使用が許されています。
登録していない業者で修理してしまうと「技適マーク」が失効されてしまいます。

「技適マーク」がない携帯を利用した、と言うことで違反になる可能性が高くなってしまうのです。

海外から携帯を購入した際も注意が必要ですね。
▼携帯故障かな?バッテリー交換かな?お迷いの方はこちら記事も参考にしてください。
では「電波法」「技適マーク」とは一体なんのことでしょうか。
電波法とは
電波が乱れず、有効に使用するためにテレビはテレビ、ラジオはラジオと使用出来る区画に分けて交通整理がしてあるのが電波法です。日本の電波を使うにはルールが定められています。
電波は「限りある資源」で公共財にあたります。限りある資源ですが使用すれば無くなるのではなく、使いすぎてしまうと同じ電波の周波数がぶつかり、お互いに影響を受けて電波が乱れてしまいます。

電波管理している所が総務省になります。
車を運転する時は免許が必要ですよね。
電波を使用するにも「免許」または「登録」が必要なのです。しかし、一定の要件を満たしていると免許や登録が不要なのです。

一定の条件を満たしているというのが「技適マークがついている」という条件になります。
▼総務省動画チャンネルより
一見すると、お堅そうに見えますが簡潔に分かりやすく電波法について説明してあります。動画時間はわずが1分半なのでサクッと見られます。
技適マークとは

電波法に定められている技術に適していると照明するマークの事です。
上記にも述べましたが電波を使用するには免許が必要です。しかし、何万台とある携帯を1つ1つ総務省が許可し免許を発行していく事は現実的ではありません。

そこで技適マークの登場です!

このマークがあることで電波法の中で正しい使用ができるのです。
▼違法行為になってしまった場合
免許を受けずに無線局を開設若しくは運用した場合は電波法違反となり、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金の対象となります。また、公共性の高い無線局に妨害を与えた場合は、5年以下の懲役又は250万円以下の罰金の対象となります。
引用 総務省 電波利用ホームページ
▼女性の声が爽快でテンポよく解説しています。図を駆使して説明してくれるので非常に分かりやすい動画です。動画時間は8分と長いですがテンポよく解説しているのであっという間です。
技適マークの表示を確認する方法
技適マークは表示義務があります。商品のデザイン性を考慮し鉄板の中や説明書などに記載されていますがiPhoneは設定から確かめられます。
表示を確認する方法
①設定
②一般
③法律の基づく情報及び認証をタップ



また総務省のホームページからも検索が可能です。
検索方法
①端末機器の番号を入力
②送信をクリック


総務省 検索ページ (こちらのページから検索が出来ます)
正しい登録修理業者の見分け方

総務省に登録してある登録修理依頼業者の一覧で確認する方法が信用あります。
登録修理業者は登録してある内容を公表する義務があります。一般的にはホームページに載っていますのでまずは修理したいお店をホームページで検索し、登録番号を探します。
登録修理業者であれば登録番号は「電波法:R000000」と記載がありますが、かなり小さいので非常に分かりにくのいで要注意です。番号が分かったら「登録修理業者リスト」で検索します。
検索方法
①修理業者名称・登録番号(R000000)入力
②有効にチェック
③検索ボタンをクリック

②有効を選択する。
▼

こちらから検索できます▶検索ホームページ
こちらは登録修理業者一覧です▶登録修理業者一覧
ご活用ください。
正規店と登録修理業者どちらがいい?

正規店は安心でサポート継続があるが基本的交換となり修理に時間がかります。
非正規店は値段が安く即日対応できるがパーツが純正でないため注意が必要です。
正規店で修理するにも登録修理業者で修理するにもそれぞれメリット・デメリットがあります。
修理を安くしたいのか、早くしたいのか、下取りを考えいるのかで大きく変わってきます。

まずは、どのように修理したいのか優先順位を考えてみましょう。
正規店でのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
正規店なので安心 | お店が少ない |
修理後のサポートも継続 | すぐに対応が出来ない、修理に時間がかかる |
下取り対応が出来る | 基本的にはデータが初期化される |
iPhoneの場合Apple Care+に加入していると安い |
Apple Care+とは
AppleCare+とはappleの保証延長サービスの事です。加入条件は購入して30日以内となっています。Apple Care+に加入でしたら修理の料金は安いので加入しているのか見てみましょう。
Apple Careについて▶Apple Care(日本公式appleサイト)
登録修理依頼業者のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
お店の数が多い | お店によって修理内容や値段が様々 |
修理の対応が早い | 正規店のサポートが受けられなくなる可能性がある |
データを初期化せず修理可能 | 下取りする時に価値が下がる |
値段が安い |
▼どちらがいいのか比較動画です。非常に分かりやすく説明しています。品質パーツの事を分かりやすい例で紹介しています。気になる方はこちらも参照くださいね。

それぞれ良し悪しがあるので自分がどうしたいのかを軸に修理していきましょう。
正規店以外で修理するならば登録修理業者だけは忘れずに!
正規店以外で修理する前にチェックしたい項目
登録修理業者といってもサービス内容は様々です。極端に料金が安い場合は注意が必要です。
料金が安い=品質が悪い部品を使用しているという可能性があります。
以下の3点は事前に確かめておきたい項目です
チェック項目
①登録修理業者の届けをしているか
②料金が適正価格なのか
③実績がどれだけあるか
慌てずに事前にホームページやお問い合わせする事がおすすめです。
まとめ
- 登録修理依頼業者とは総務省公認の業者のこと
- 制度が出来た背景は電波法に沿って適正な修理が行う整備が必要だったから
- 登録修理業者以外で修理すると違法になる可能性がある
- 電波法、技適マークの紹介
- 正規店と登録修理業者のメリット、デメリット
- 修理に出す前に確かめておきたい3項目
修理と言っても「安く、早く済ませたい」、「純正のパーツを使用したい」と様々だと思います。それぞれのメリット、デメリットを考えて自分にあったお店で修理できるのが一番ですよね。
何度も繰り返しになりますが、正規店以外で修理するなら登録修理業者で直してくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
