こんにちは!本日も「iPhone(android)のお役立ち情報」をお送りいたします!エックスリペアスタッフの大橋です!
みなさんはiPhoneを使っていて「セキュリティ警告」が表示されたことはありますか?
セキュリティ警告とは外部サイトや外部ツールとiPhoneをつなげる時に「その先は安全ではない可能性がありますが本当に進みますか?」と接続前にワンクッション置いて警告してくれる機能です。
iPhoneは安全性能が高く、セキュリティ対策がばっちり組み込まれています。そのため、iPhoneが開こうとしているサイトに何か危険性を感じた場合に警告を表示してくれます。
事前に警告してくれるのなら少しでも危険を避けられますね!
突然画面にセキュリティ警告が表示されたら驚くことでしょう。しかしその機能はiPhoneを使用するうえでとても大切な機能なのです。
今回の記事ではiPhoneに表示されるセキュリティ警告について詳しく解説していきます!
Contents
iPhoneのセキュリティ警告にはどんな種類があるの?

セキュリティ警告にもさまざまな種類があります。どのようなものがあるのか順番にみていきましょう。
詐欺Webサイトの警告
詐欺Webサイトの警告は個人情報を盗む恐れがある詐欺Webサイトの確率が高いページへアクセスしようとしたら表示されます。
突然表示される真っ赤な画面に驚いた経験のある人もいるでしょう。あのインパクトのある表示は危機感を煽られますよね。
個人情報とは電話番号やパスワード、クレジットなど様々あります。これらの情報が盗まれてしまったらとても危険です。迷惑メールのリンク先が詐欺Webサイトにつながっていることもあります。
危険性の高いサイトですので、セキュリティ警告が表示されたらアクセスしないでください。
個人情報が盗まれるなんて恐ろしいですね…。事前に警告してもらえるなら助かります。
詐欺Webサイトの警告は設定▷Safari▷詐欺Webサイトの警告で設定できます。デフォルトで設定されている機能ですが、もしオフに変えている場合はオンに戻すことをおすすめします。

セキュリティに関する勧告
セキュリティに関する勧告とはiCloudのキーチェーンに保存したパスワードの安全性が低い場合に勧告してくれる機能です。設定▷パスワード▷セキュリティに関する勧告から設定できます。

Webサイトに登録するときにパスワードを設定する場面がありますよね。毎回ログインする度に入力するのは大変ではありませんか?キーチェーンはそんな大変な作業を短縮してくれる機能です。
設定▷アカウント名▷iCloud▷パスワードとキーチェーンから設定できます。そうするとWebサイトでパスワードを入力する時にパスワードを保存するかどうか確認されるようになります。
そこで「パスワードを保存する」を選択すれば毎回パスワードを入力するわずらわしさから解放されるのです。
自動でパスワードを入力してもらえるなんてとても便利ですね!
キーチェーンを使ってパスワード入力をする際「Webサイトのパスワードの変更」を促す表示が出てくる時があります。
これはWebサイトに登録しているパスワードが外部に漏洩している可能性があったりパスワード自体の安全性(パスワードの長さや文字の組み合わせ)が疑われる場合に表示されます。
「Webサイトのパスワードの変更」の表示が出たらできるだけ早くパスワードを違うものへ変更しましょう。
他のサイトでも同じパスワードを使いまわしている場合は同様に変更することをおすすめします。
安全性の低いセキュリティ
Wifiは種類によって異なる通信方式を用いています。
新しいタイプのものほど安全性の高い作りになっていますが、古いタイプのものだと安全性が低くなり、ハッキングや不正アクセスなどを受ける可能性が高くなります。
フリーWifiは他に比べると安全性の低いものが多いので気軽に使えて便利かもしれませんが注意した方がよいでしょう。
自宅のWifiの安全性が低いと表示されたら新しいものに買い替えると安心できるかもしれません。
このコンピュータを信頼しますか?
パソコンにケーブルでiPhoneをつないだ時、iPhoneに「このコンピュータを信頼しますか?」という表示がされます。
バックアップを取る時や写真、動画などのデータを移すときに見たことのある方が多いのではないでしょうか。この表示に対し「はい」を選択しない限りiPhoneにアクセスできません。
信頼できないパソコンは何かしらのウイルスに感染している可能性もあるので許可しない方がよいでしょう。
セキュリティ対策のしているパソコンにだけつなげるようにしましょう!
フェイクアラート
これまでに警告表示の種類についていろいろと解説してきましたが、これから解説するフェイクアラートは全く別の警告表示です。
これはiPhoneのセキュリティ警告を信頼している人を狙った表示で、クリックすると詐欺サイトへ誘導されます。
ウイルスに感染していないのに「ウイルスに感染しています!」と表示されたら焦りますよね。「こちらから修復できます」と表示されていたら手が伸びそうではありませんか?
iPhoneの利用者の心理状態を利用した悪質な表示です。絶対に押さないようにしてください。
▼フェイクアラートの画面や開いてしまった時に受ける影響、その場合の対処方法ついてこちらの記事で詳しく解説しているので興味のある方はぜひご覧ください。事前によく知っていれば被害を未然に防ぐことができるかもしれません。
フェイクアラートの対処方法

フェイクアラートはブラウザのページを戻しても同じ画面が表示され続けるのでアラート画面が消えません。とても悪質で不安や焦りをさらに助長させる機能です。
ページを戻しているのに表示が消えないんですか!?怖いです。
ページを戻しているのに画面が変わらないと本当にウイルスに感染したのではないかと焦りますよね。私も以前「ウイルスに感染しています!」と表示されたことがあり、すごく焦ったことを覚えています。
1度画面に表示されてしまうとそのまま消せないんですか?
簡単に消せるので安心してください。ページを戻すのではなく、サイトを開いているタブを消しましょう。また、タブを消しても繰り返し表示される場合、閲覧履歴やキャッシュを削除することで表示される頻度を減らせます。
フェイクアラートに引っかかってしまった!対処方法は?

フェイクアラートにだまされてしまった場合どのように対処すればよいのでしょうか。
アプリをインストールしてしまった
誘導先でアプリをインストールしてしまったら、次の2点について必ず確認してください。
- サブスク(サブスクリプション)登録をしているかどうか
- 課金履歴が残っているかどうか
サブスク登録をしてしまっている場合はすぐにキャンセルします。無料トライアル期間なら大丈夫ですが本契約に期間に移ると返金は難しいかもしれません。
課金についても同様です。返金できる可能性は難しいでしょう。それ以上被害を大きくしないためにもアプリはすぐにアンインストールしてください。
個人情報を入力してしまった
誘導先のサイトで個人情報を入力してしまった場合、次の2点を行ってください。
- パスワードの変更
- クレジット会社へ連絡、指示を仰ぐ
パスワードはすぐに変更できるので利用される前に変更しましょう。同じパスワードを利用しているものは全て変更した方が安全でしょう。
クレジットカードの情報を入力してしまった場合はすぐにクレジットカード会社に連絡をする必要があります。カードの利用停止など対応してもらえます。
早めの対処が大切ですね。気づいたらすぐに行動しましょう。
フェイクアラートはどうやって見分けるの?
フェイクアラートと本物のセキュリティ警告を間違えてしまっては大変ですよね。どのように見分ければよいのでしょうか。特徴として次のようなポイントがあります。
- 偽URLによる表示
- ボタンやリンクへの誘導
- 脅迫性のある文章や緊急性を煽る文章
フェイクアラートはどんどん進化しており、新しい手口を次々と生み出して利用者をだまそうとしてきます。便利なツールが広がると共に危険もすぐそばにありますので注意して使っていきましょう。
まとめ
今回の記事ではiPhoneで表示されるセキュリティ警告について解説しました。
- 詐欺Webサイトの警告
- セキュリティの関する勧告
- 安全性の低いセキュリティ
- このコンピュータを信頼しますか?
- フェイクアラート
iPhoneを使っているとこれらの警告を目にすることがあるでしょう。
iPhoneは便利な機械なのでさまざまなサイトにアクセスでき、ほしい情報を集めることができます。逆に言えば危険性もたくさん流れ込んでくる可能性もあります。
iPhoneのセキュリティ警告には自分を守るためのものもあれば陥れようとするものもあります。今回解説したセキュリティ警告などの便利な機能をうまく活用することで安全に使っていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
