こんにちは!本日も「 iPhoneのお役立ち情報」をお送りいたします!エックスリペアスタッフの大橋です!

「iPhoneの充電を長持ちさせたい……」
「だんだん充電の減りが早くなってきた……」
こんな悩みをお持ちでしょうか。
今では様々なアプリやコンテンツが作られ、私たちの生活になくてはならない存在のiPhone。
私も以前、2年ほど同じiPhoneを使っていると、朝には100%あった充電がお昼には20%まで減るようになり、仕方なく機種変更した、という経験が3回ほどあります。
「もうモバイルバッテリーを持ち歩きたくない!」
そんな思いから、充電が早く減る原因と充電の節約方法について調べた結果、現在は同じiPhoneを4年使用し、充電も1日1回で済むようになりました。
この記事では私が普段iPhoneを使う上で気を付けていることや、充電を長く持たせているコツについて解説していきます。
少しでも皆さんの悩みの解決につながるかと思いますので、ぜひ最後までご覧になってください。
iPhoneの充電を100%まですることは逆効果。

①100%まで充電することによる過充電。
充電が早く減るようになる原因について調べてみると、「充電を100%までしない方がいい」という見出しの記事がヒットしました。

「え?充電って100%までしたらダメなの?」
と、疑問に感じたそこのあなた。私も全く同じことを考えました。100%まで充電した方が長い時間使えますし、空腹を満たすような、満腹感を得られます。
しかし、どうやら「100%まで充電しない方がいい」というのは本当のようです。
理由は、iPhoneに使用されているリチウム電池を100%まで充電すると、過充電になってしまうから。
過充電とはその名の通り、100%充電された状態からさらに電力を供給することです。
夜寝る前に充電器に繋ぐと、朝には100%になっていますよね。ですが、バッテリー残量が100%の状態でも、実は充電が続いているのです。
この過充電によってiPhoneに負担がかかってしまい、バッテリーが劣化する原因に。
過充電を防ぐには、
①iPhoneの「最適化されたバッテリー充電」という設定をオンにする。
②過充電防止アプリを使用する。
という、2つの方法があります。
「最適化されたバッテリー充電」は、iPhone の設定時や、iOS 13 以降へのアップグレード後にデフォルトでオンになります。
設定方法
「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」→「最適化されたバッテリー充電」の順に進むと設定できます。



また、過充電防止アプリをダウンロードすると、100%になるとアラームが鳴るなど、過充電を防げます。アプリによって機能は異なるので、自分が使いやすいアプリを入れてみましょう。
②バッテリーの使い過ぎによる過放電。

「バッテリーをギリギリまで消費してから充電した方が良さそう!」
そう思っていた私は、バッテリーの残量が10%以下になってから充電していました。
ですが、実はこれもiPhoneの充電が早く減ってしまう原因の一つなんです。
電池の容量が0%を表示している状態からさらにエネルギーを取り出そうと、過放電と呼ばれる状態になります。この過放電を続けていると、バッテリーに負担がかかってしまい、バッテリーの寿命を縮める原因になるのです。
20%でも50%でも、自分の好きなタイミングで大丈夫なので、なるべくバッテリーが20%を下回る前に充電器に繋ぎましょう。
また、充電をしながらiPhoneを操作しないことも大切です。
充電している間はiPhoneから手を離し、少しの間iPhoneを休憩させてあげましょう。
iPhoneの充電を長持ちさせるコツ。

上記で過充電と過放電についてお伝えしました。
次に、1回の充電で長くiPhoneを使用するためのコツについてお話しします。
①最新のソフトウェアにアップデートする。
最新のソフトウェアアップデートには節電技術が更新されることも多いので、常に最新のバージョンにするようにしましょう。
②画面の明るさを調整する。
画面の明るさを落とすか、画面の自動調整をオンにすることで、その環境に適した画面の明るさにできます。
明るさを落とすときはコントロールセンターを開き、明るさのスライダを下にドラッグすることで暗くできます。
画面の自動調整をオンにする方法
「設定」→「画面表示と明るさ」の順に選択し、「明るさの自動調節」をオンにすることで設定できます。


③Wi-Fiを使用する。
契約している携帯電話会社のネットワークを使うよりもWi-Fiに繋いだ方がiPhoneの消費電力を抑えられるので、
常にWi-Fiはオンにしておきましょう。
④低電力モードにする。
充電が20%になると、低電力モードにするかどうか聞いてくれますよね。
この低電力モードにすると、ディスプレイが暗くなったり、バックグラウンドでのアプリダウンロードがオフになったり、消費するバッテリーを最小限に抑えてくれるんです。
少し不便に感じるかもしれませんが、バッテリーを節約したい時におすすめのモードです。
⑤使わないアプリを落とす。
TwitterやInstagram、YouTubeなど、つい色んなSNSやアプリを見てしまうことはありませんか?
私は、気がついたら5つ以上アプリを同時に開いていることがよくあります。
同時に複数個のアプリを立ち上げると、その分iPhoneが頑張って処理しようと働くので、バッテリーの消費につながります。
使っているアプリのみを残し、使わないアプリは閉じるようにしましょう。
iPhoneを使う際に注意すること。

①iPhoneの温度をなるべく一定にする。
Apple公式サイトでは、iPhoneの最適な温度は16°C~22°Cとされています。
この温度よりも高くなったり、逆に低くなったりすると、バッテリーに大きなダメージを与える可能性があるので、iPhoneを置く場所には注意しましょう。
私は一度、夏場にiPhoneを車の中に置き忘れたことがあるのですが、気づいて取りに行くとiPhoneがとても熱く、画面をつけようとしてもエラーマークが出て使えないことがありました。
なので、気温が高くなる夏場は特に注意が必要です。
また、ケースに入れたまま充電すると、本体の温度が高くなってしまう場合もあります。
同じくバッテリーの容量に影響を与える可能性があるので、充電中iPhoneが熱くなっていると感じたら、ケースから外すようにしましょう。
②長期使わない場合は50%の状態で保管する。
もしかすると、iPhoneを半年間など長い期間保管する場合もあるかもしれません。そんな時は、半分まで充電してから保管するのがおすすめです。
充電を使い切った状態で保管すると重放電になり、充電された状態を保てなくなります。逆に満タンまで充電した状態で保管すると、バッテリー容量に損害を与える場合があるので、もし長期間保管する場合は、50%まで充電した状態で、なおかつ適正温度の範囲内の温度で保管しましょう。
参照: Apple公式ホームページ
まとめ
充電を長持ちさせるコツ
①最新のソフトウェアにアップデートする。
②画面の明るさを調整する。
③Wi-Fiを使用する。
④低電力モードにする。
⑤使わないアプリを落とす。
今では生活に欠かせない存在となったiPhone。
新しく登場する機種も魅力的ですが、使い慣れたiPhoneをできるだけ永く使いたいですよね。
上記でお伝えした、コツを意識することでバッテリーの劣化を少しでも抑えられますので、ぜひ普段の生活に取り入れてみてください。
