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COLUMN
スマホのトラブルあれこれ

スマートフォンの革命児【初代iPhone】を貴方はどこまで知っていますか?

こんにちは!本日も「iPhoneのお役立ち情報」をお送りいたします!
エックスリペアスタッフの大橋です!

皆さんは最初のiPhone、つまり初代iPhoneがどんな機種だったのか知っていますか?

記事監修店舗

現在では世界中で使われているiPhone、その始まりは一体どのようなものだったのか

そして、iPhoneが世界にデビューしたことによってどのような影響があったのか等

今回は初代iPhoneについて、スマートフォン修理のプロフェッショナルである私たちが解説していきます!

iPhoneの原点ともいえる初代、いったいどのような機種だったのでしょう!

花南

スマートフォン修理のことならX-repairへ

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目次

初代iPhoneってこんな機種

現在日本ではスマホユーザーの2人に1人は使っているといえるほどのシェアをほこるiPhone。

その始まりの機種、初代iPhoneのスペック、良かったところ、悪かったところを通して初代iPhoneがどんな機種だったのかを知っていきましょう。

スペック

まずは基本的なスペックはどうなっているのでしょうか?

現行のiPhone13のスペックと並べて比較してみましょう

  初代iPhone iPhone13
OS iOS1.0~3.1.3 iOS15.0~15.4.1
メモリ 128MB 4GB
ストレージ 4,8,16GB 128,256,512GB
ディスプレイ 3.5インチ 6.1インチ
重量 135g 174g

こう見ると初代から随分進化したことがわかりますね。

花南
大橋

それと同時に大きさや重さも増えているのも特徴ですね。
ディスプレイをみると約1.7倍ですから、初代iPhoneはかなり小さかったんですね。

良かったところ

初代iPhoneの素晴らしかった点には

  1. ウェブサイトの正確な表示
  2. マルチタッチが使えた
  3. オンスクリーンキーボード
  4. ユニークなアクティベーション
  5. キャリアとの回線契約
  6. スマートなデザイン

が挙げられます。

それぞれ順に見ていきましょう。

キャリアとの回線契約以外は今となってはスマートホンなら当たり前の機能になってますね!

花南

1.ウェブサイトの正確な表示

スマホではない携帯電話ではPC版のウェブサイトが正常に表示できず、当時使われていたスマホのBlackberryやPalmといった機種でウェブサイトを開いてもレイアウトがくずれたり画像が出なかったりしていました

しかし、初代iPhoneで開くとレイアウトは正確に表示され、画面の拡大縮小も簡単に行えました

2.マルチタッチが使えた

当時使われていたタッチパネルの多くは同時には一か所しか操作できませんでしたが、初代iPhoneは複数の箇所を同時に操作でき、画面の拡大や縮小などさまざまな操作ができました。

3.オンスクリーンキーボード

当時、ほとんどの携帯は画面の下にキーボードなどのボタンがあり、それを操作することで入力していました。

しかし、初代iPhoneはそれを全てなくし、タッチパネルの中にキーボードを入れ込んでしまったのです。

これには多くの批判の声もあったようです

「物理的なボタンでなくなるため、指の感覚に頼った操作ができず、誤操作を誘発する」

「親指に対してキーが小さすぎる」

しかし、それらの声は実際に使用していくうちに、ユーザーインターフェイスがそういったストレスを感じさせないほどに優秀だったため、思っていたよりもスムーズに使用できることがわかり小さくなっていきました。

4.ユニークなアクティベーション

アクティベーション、いわゆる初期設定の方法がユニークだったことも特徴です。

初めて起動するときに、初代iPhoneでは「Activate iPhone, Connect to iTunes」という文が表示されました。

これはパソコンのiTunesに接続してアクティベーションしてくださいという意味です。

iTunesに接続すると、画面に順次指示が出て、それに従い操作するだけというシンプルなアクティベーションは斬新だったようです

5.キャリアとの回線契約

アクティベーションの際にユーザーが自分でキャリアと回線契約するというのも斬新なシステムでした。

一般的にはキャリアなどの店頭で行う回線契約を、自宅や職場のパソコンを使って行うことで手順がシンプルになっており、尚且つユーザーが未開封の綺麗な状態のiPhoneを入手できました。

この制度は初代iPhoneでのみ行われ、二代目iPhoneであるiPhone3G以降は本体購入時に契約する形になりました。

豆知識

現在ではeSIMを使って自分で通信事業者と回線契約するという形が普及してきていますが、スティーブ・ジョブズは当時からSIMスロットのないデバイスを目指していた。
初代iPhoneのセルフ回線契約スタイルはこの時代を先取りした発想によるものかもしれません。

6.スマートなデザイン

これまでスマートフォンというと画面の下にキーボードのボタンがあるBlackberryというスマホのコピーのような形状が主流でした。

デザインとしてはどこか武骨なものが多かったようです。

しかし、初代iPhoneはそのキーをディスプレイの中に入れてしまったため前面のほとんどがディスプレイとなっていました。

背面はアルミニウムと黒のプラスチックで覆われ、そこにAppleのロゴマークが刻まれているというとてもスタイリッシュなものでした。

このスタイリッシュなデザインが多くのユーザーを熱狂させ熱烈なファンにさせた要素でもあるはずです。

悪かったところ

良い所だけではなく悪かったところも見てみましょう。

  1. GPSが使用不可
  2. AppStoreが使用不可
  3. iTunesStoreが使用不可
  4. 3G回線が使用不可
  5. コピペ不可能
  6. 動画を撮影不可能
  7. インカメラで撮影不可能
  8. MMSで写真を送信不可能
  9. 独特なイヤホン端子
  10. 有線での同期が必要だった

当然ですがiPhoneも最初から今のような完成されたものではありませんでした。

むしろ最初だからこそ不都合な部分も多く、そういったものを一つずつ改善してきた結果が今に繋がっています。

今となってはあって当然といった機能もないことがあるので、そのようなところを知っていかに今のiPhoneが便利になっているかがわかります。

大橋

初代iPhoneは最初ということで完璧な機体とはいえなかったようですね。

1.GPSが使用不可

iPhoneは初代の時点からマルチタッチで拡大縮小ができるGoogle Mapsのアプリが入っていました。

しかし、残念なことに初代iPhoneではGPSが使用できず、ナビとして使うことはできませんでした。

ちなみに、このGPSの機能はiPhone3Gで実装されています。

2.AppStoreが使用不可

初代iPhoneではAppStoreが使えませんでした。

といういうよりそもそもAppStoreがありませんでした。

そのため最初から入っているメールやSafariといったアプリ以外のアプリを新たに入れられませんでした。

3.iTunesStoreが使用不可

こちらもAppStore同様iTunesStoreのアプリもありませんでした。

当然そうなれば今のように音楽を楽しむためにオンラインで購入するということすらできませんでした。

なお、iPodの機能は入っていたので音楽を楽しむこと自体はできたようです。

4.3G回線が使用不可

初代iPhoneは、5Gは勿論現在主流の4G、それどころかその前身である3G回線すら使えませんでした。

そのため通信速度が遅く不便を感じる人も多かったようですが、それもiPhone3Gで解決されました。

5.コピペ不可能

なんと初代iPhoneはコピペすらできませんでした。

これは既に何度か出てきているBlackberryやPalmといったライバル機種では当然のように使えていた機能でしたので、初代iPhoneの大きな欠点ともいえるでしょう。

6.動画を撮影不可能

初代iPhoneには2メガピクセルの優秀なカメラがついていましたが、動画の撮影はできませんでした。

その後二代目iPhoneであるiPhone3Gでも動画撮影機能は実装されず、初めて撮影が出来るようになったのは2007年に発売されたiPhone3GSからとなりました。

因みに今ではスクリーンショットですら動画を撮影できるようになっています。

以前書いた記事も気になる方は読んでみてくださいね!

7.インカメラで撮影不可能

初代iPhoneにはインカメラが搭載されていませんでした。

現在多くの人々が自撮りを楽しんでいるこの機能がないというのは少し驚きですね。

8.MMSで写真を送信不可能

搭載されていたメッセージアプリは、iChatというMacで使われていたものと同様に吹き出しタイプのものでしたが、当時既に普及していたMMSでの写真送信はできませんでした。

いわゆる写メとして、ガラケーでも楽しめていた機能がなかったのは不便だったかもしれません。

9.独特なイヤホン端子

初代に採用されいたのは3.5㎜のイヤホン端子でした。

しかし、その位置は奥まっており普通のイヤホンでは挿しこんで使えませんでした。

これはイヤホンとマイクを同じ端子に接続するため、互換性についての混乱を避けるためではないかといわれています。

しかしその翌年のiPhone3Gでは、普通のイヤホンも挿しこめる端子となっており、一般的なスタイルに寄せたかと思われましたが、iPhone7以降はイヤホン端子自体をなくすという独自路線へと向かいました。

10.有線での同期が必須だった

良かったところでも紹介しましたが初代iPhoneは自宅や職場のPCでユーザーが自分でアクティベーションや回線の契約ができました。

しかしそれは逆を言えばPCへの有線での接続が必須だったということでもあります。

iTunesStoreやiCloudなどもなかったので音楽の取り込みや連絡先、カレンダーなどの同期も必ず有線での接続が必要でした。

エピソード

初代iPhoneは発表から瞬く間に話題となり多くの人々の注目を集めました。

そんな初代iPhoneの発表時、そして発売時のエピソードをご紹介します。

「電話を再発明する」と宣言した伝説的な発表

初代iPhone、つまりiPhoneというものが初めてこの世に発表されたのは2007年1月9日でした。

「私は2年半前からこの日を楽しみにしてきた」

4000人もの基調講演の参加者に対してステイーブ・ジョブズはこう切り出しました。

そして、Macintosh、iPodというすべてを変えるような革新的な製品に匹敵する3つの製品を発表すると述べ

  • ワイド画面タッチ操作のiPod
  • 革命的な携帯電話
  • 画期的なネット通信機器

を挙げました。

そして、続く言葉に参加者たちは喝采を上げます。

「これらは独立した3つの機器ではなく、1つのデバイスだ!」

その1つ1つが既に画期的な発表だというのにもかかわらず、それが1つのデバイスだというのですから驚きですよね。

ジョブズは続けます

「名付けて、iPhone」

これがiPhoneというものがこの世に発表された瞬間でした。

その後、タッチスクリーンキーボードやiPod機能、マルチタッチ機能などiPhoneがいかに素晴らしいデバイスであったのかを語りました。

この発表は世界に衝撃を与えました。

Appleの株価が急騰し、株の値動きを表すチャートではホッケーのスティックのような形になったといいます。

その世界に衝撃を与えた発表がこちらの動画で見られます。

この素晴らしい発表を前にスティーブ・ジョブズは丸6日間かけてリハーサルをしたといいますから、いかに力を込めていたのかがわかりますね。

大橋

この講演を聞いた人たちが盛り上がってしまう気持ちがよくわかります。

私もこれを生で聞いていたら一緒になって叫んでいたと思います!

花南

発売時の熱狂

当然発売時の人々の熱もすさまじいものがありました。

AppleStoreやiPhoneをともに開発したAT&Tの直営店の周囲には発売前から1000人もの人々が列をなしていたそうです。

何せアメリカ人の10人中6人は発売前からチェックしていたほどです。

発売を開始すればまさに飛ぶように売れ、発売から1時間程度で多くの店において売り切れとなりました。

あまりの熱狂に強盗や銃撃がおきないよう、非番の警察官が店舗を警備したというエピソードもあるようです。

このように熱狂の中デビューしたiPhoneはその後も売れ続け、翌年の6月9日に2代目iPhoneであるiPhone3Gが発売され販売を終了するまでに6,124,000台の総売り上げ台数を記録しました。

大橋

いかに注目されていたのかがわかりますね。

発売前後の世界の状況

当時、世界の携帯電話の普及率は50.6%程度しかありませんでした。

そんな中、欧米の富裕層を中心としたビジネスマンの間では元祖スマートフォンとも呼べるBlackberryが普及していました。

この頃スマートフォンと呼ばれていたデバイスはほとんどがこのBlackberryのコピー品のようなデザインでした。

全体的に武骨で、ディスプレイの下にはキーボードがボタンとして搭載されていました。

このような今のスマートフォンのイメージとはずいぶん違うスタイルのものが普及していたわけですが、やはりそれはごく一部の間の話でした。

そして、そのような状況の中発売されたiPhoneは一気にスマホ界に革命を起こしました。

スマートフォンの人気は瞬く間に跳ね上がり、その形状のスタンダードもiPhoneとされました。

現に今スマートフォンといわれてキーボードがディスプレイの下についているものをイメージする人はいないのではないでしょうか。

今のスマートフォンのまさに礎を築いたのがiPhoneだったんですね!

花南

日本における初代iPhoneはiPhone3G

実は日本における初代はiPhone3Gとなっています。

なぜなら初代iPhoneは日本では売られなかったからです。

そしてiPhoneが日本で発売されず1年がたった2008年、満を持してソフトバンクから発売されたのがiPhone3Gでした。

スペック

OS iOS2.0~4.2.1
メモリ 128MB
ストレージ 8,16GB
ディスプレイ 3.5インチ
重量 133g
通信規格 3G

基本的なスペックは初代とそれほどかわらないのですが、3G回線への対応やGPS、通信速度の向上などの問題点の改善したデバイスとなっています。

AppStoreに対応したのも大きな変更点となっています。

デザイン

初代iPhoneと違い、背面はプラスチックポリカーボネート製で、ボタンは金属製でした。

また、色も白と黒の2色が用意されていました。

何故初代iPhoneは日本では売られなかったのか

これはモバイル通信規格が日本で普及していたものと異なったからだと言われています。

欧米では主流となっていた「GSM」規格が日本では使用できず、初代はこの通信規格を採用していました。

日本でiPhone3Gを販売したのはソフトバンクだけ

iPhone3Gは日本においてソフトバンクのみが販売していました。

当時、iPhoneは各国1社にのみ販売を許可していたため、日本においては当時日本の携帯のトップだったDoCoMoが最有力候補でした。

しかし、DoCoMoはAppleが提示する条件が飲めず、iPhoneの価値に気づいていた孫正義率いるソフトバンクが全面的に条件を飲み契約に至ったそうです。

また、もともと孫正義はスティーブ・ジョブズと親交があったそうで、初代iPhoneが発表される前にジョブズにiPodにモバイル機能を加えたものが欲しいと言って、それを日本で売る権利を私にくださいと交渉したそうです。

当時孫正義は日本ボーダフォンの買収前で携帯キャリアを持ってすらいなかったのですからその交渉がいかに驚きかはいうまでもありません。

スティーブ・ジョブズはそんな孫正義にその権利を与えると約束したというエピソードもあるようです。

まさか、そんなエピソードがあったとは、孫さんの先見の明が恐ろしいですね!

花南

スマートフォンを主流へと押し上げた

当時日本は世界の流れに追従せず独自の進化を遂げていた日本携帯、ガラケーとも呼ばれるフィーチャーフォンが主流となっていました。

実際、iPhoneが日本に上陸した際も、日本人は片手で操作できるほうが慣れているとか、ワンセグやおサイフケータイの機能があるフィーチャーフォンの方がマッチしているので流行らないといわれていました。

しかし、実際にはその存在感は時が経つにつれ高まっていき、今となっては世界でも高い水準である約5割がiPhoneを使用する国になりました。

これはiPhoneの持つ魅力と、その販売を最初から全力でプッシュしたソフトバンクの影響によるものでした。

まとめ

最後にここまでの内容をおさらいしてみましょう!

  • 良かったところも多いが悪かったところも多かった
  • スティーブ・ジョブズの「電話を再発明する」と言った伝説の発表は世界を熱狂させた
  • 発売後は世界に大きな影響を与え、スマートフォンのスタンダードになった
  • 日本で初代iPhoneは発売されなかったので、二代目となるiPhone3Gが日本にとっての初代

初代iPhoneはスマートフォンに革命をもたらしたデバイスです。

現在のスマートフォンはこの初代から始まったといっても過言ではないと思います。

今となってはできないことはないのではないかと思うほど便利になったスマートフォンですが、そのすべては初代iPhoneから始まったと思うと胸が熱くなりますね!

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