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スマホのトラブルあれこれ

【Appleも警告】iPhoneをバイクで使うと壊れる?原因と対策

こんにちは!本日も「iPhone(android)のお役立ち情報」をお送りいたします!エックスリペアスタッフの大橋です!

友達がバイクにiPhoneをマウントしていたら壊れたって言ってたんだけど、そんなことあるの?

ナビ代わりに、音楽を聴くために、iPhoneバイクにマウントして使う方はたくさんいます。

バイクの振動によってカメラ機能が壊れてしまうことがあります!

大切なiPhoneを壊さないためにも、原因や対策について詳しく見ていきましょう。

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iPhoneをバイクで使うと壊れるって本当?

本当です。詳しく言うと「バイクにiPhoneをマウントするとカメラ機能が壊れてしまう」のです。

実はこの事は前々からバイク乗りたちの間で噂になっていました。そして2022年7月5日、ついにAppleが警告文を発表したのです。

Appleが警告した内容

Appleの警告した内容をまとめると、このような感じです。

  • バイクの高出力エンジンの振動を受け続けると、iPhoneのカメラ性能が低下する恐れがある
  • なぜならOIS とクローズドループ AFがダメージを受けるからである
  • 高出力・大排気量のエンジンを持つバイクにはiPhoneをマウントしない方が良い
  • 原付など低排気量のバイクは防振対策して使い、長時間のマウントは控えた方が良い

実際に見てみたい方は【Appleサポート】オートバイの高出力エンジンなどの振動を受け続けると iPhone のカメラに影響することがあるをご覧ください。

カメラが壊れる理由

上で述べた「OIS とクローズドループ AFがダメージを受ける」という内容について簡単に説明しますね。

  • OIS(光学式手ぶれ補正)→撮影時の振動をジャイロスコープが感知し、レンズそのものが動いてぶれを緩和する機能。これにより鮮明な写真が撮れる。
  • クローズドループ AF(オートフォーカス)→磁気センサーが重力や振動の影響を測定し、レンズの位置を判定する機能。ピントの合った写真が撮れる。

このふたつは綺麗な写真を撮るために物理的に動く、とても精密な部分です。精密機械であるiPhoneは、バイクのように常に振動する環境で使用されることを想定しては設計されていません。そのため、バイクの振動によって狂いが生じ、カメラが壊れてしまうのです。

つまり、iPhoneは手ぶれのような細かい振動をバイクに乗っている間中、精密に補正して続けているんですね。バイク上で大きな振動を長時間受けて壊れちゃうのも納得です!

「OIS」はiPhone6Plus以降の機種に、「クローズドループAF」はiPhoneXS以降の機種に搭載されています。

どういう症状が出るの?

カメラが壊れるとは、具体的にどのような症状が出るのでしょうか。調べた結果、以下のような症状が見られるようです。

  • ジージーという異音がする
  • 写真・動画の撮影画面が波打ったように振動する
  • ピントが合わない
  • 被写体が歪む

これは困るね。バイクで出かけるならiPhoneで色んな風景を写真におさめたいです!

修理費用はどのくらいかかる?

壊れてしまったiPhoneのカメラ。修理するにはいったいどのくらいの費用がかかるのでしょうか。iPhoneの修理店には2種類(正規店・非正規店)があり、それぞれ分けて解説します。

正規店の場合

Apple正規店の場合、AppleCareに加入しているかどうかでも変わります。以下は背面カメラを修理する際の一例です。

AppleCare+加入中非加入
iPhone812,900円48,200円
iPhone1112,900円59,400円
iPhone12・13・140円21,800円

iPhone11シリ―ズまでは背面カメラのみの修理が無く、本体ごと交換されるため費用が高くなっています。
iPhone12からは背面カメラであれば部分交換で安く済みますが、インカメラは相変わらず部分交換できません。

Apple公式サイトから修理料金の見積もりができます。気になる方はiPhoneの修理サービスから見積もってみてくださいね。

非正規店の場合

非正規店の場合は、iPhone11シリ―ズまでの機種でもカメラの部分交換が可能です。お店によって価格が変わりますが、目安を載せておきますね。

iPhone810,000円~
iPhone1116,000円~

iPhone12以降は今のところ非正規店の情報がほとんど無かったため、店舗に直接問い合わせてみてください。またこちらの記事を、修理店を選ぶ参考にしてください。

機種にもよりますが、エックスリペアでもカメラの修理が出来ます。良ければお問い合わせくださいね。

それでもバイクでiPhoneを使いたい…良い方法は?

iPhoneをマウントするリスクが分かったけれど、バイクで走る時はやはりiPhoneがあると便利ですよね。対策方法を考えましたので、紹介します。

方法①バイク用のサブ端末を作る

これが一番おすすめの方法です。普段使うiPhoneは大切にカバンやポケットにしまっておき、サブ端末をナビ用・音楽用としてバイクにマウントするのです。

そんなお金のかかること、したくないよ~!

大丈夫です、そもそも最新機種を購入する必要がないので、費用はあまりかかりません。「安い端末を用意し、安くインターネットに繋ぐ」のです。以下のような手順を踏みます。

  • 【手順①】安い端末を用意する
  • 【手順②】安くインターネットに繋ぐ

【手順①】安い端末を用意する

まずは、安い端末を用意しましょう。具体的には家に眠っているスマホを使うか、中古スマホを購入します。

バイクマウント用のスマホは、ナビ用・音楽用としてのみ使用します。よって綺麗な画面や高画質のカメラ、ゲーミングスマホのようなハイスペックさは必要ありません

ですから、古いもので充分なのです。

家に残っているiPhone、たくさんあるよ!まさかこんなところで使うことになるとは…!

家に眠っているスマホが有る人は、ひとまずそれで充分です。家に無い場合は、中古のスマホを購入します。選び方のコツは後述しますね。

【手順②】安くインターネットに繋ぐ

次に安くインターネットに繋ぎます。具体的には、メインのiPhoneでテザリングするか、格安SIMを契約します。

テザリングとは、データ通信できるSIMをもつメインスマホを媒介し、他の端末をインターネットに接続させる機能のことです。詳しくは以下の動画をどうぞ。

「テザリングにかかる費用」はメインスマホのキャリアによって違います。月額利用料がかかるキャリアもあれば、無料のキャリアもあります。ちなみに高くても月額550円しかかかりません。

「格安SIMを契約した際の費用」は、日本通信SIMの1GBまで月額290円プランや、楽天モバイルの3GBまで月額980円など、色々あります。どれもかなり安くなっています。

ふたつ合わせてもかなり安く済むね!いざという時にはメイン端末の代わりにもなってくれる。2台持ち…アリかも!

方法②Appleまたはキャリアの補償サービスに加入する

メインスマホをマウントする場合は、壊れた時のことを考えて、AppleならAppleCareプランに、キャリアならキャリアが出している補償サービスに加入するのも良いでしょう。

月額料金がかかりますが、Appleなら修理の際、加入の有無で2万~5万円以上の差が開きます。また、故障した時以外にも適用される便利なサービスもありますよ。

しかし、こういったサポートは端末の購入と同時でなくては加入できないものも多いため、今からでも大丈夫か事前に調べておいてくださいね。

方法③防振タイプのスマホホルダーを使用する

マウント時に、バイクの振動の影響を抑えてくれるような防振タイプのスマホホルダーを使用するのも良いでしょう。

どこまで信用できるかは分かりませんが、普通のタイプよりはiPhoneが故障するリスクが減ると思います。しかし防振タイプを使用したとしても、メインのスマホを長時間マウントするのはおすすめしません。

振動の面もそうですが、日差しや粉塵、水滴などの危険に長時間晒すこと自体も怖いですし、壊れた時は修理費用もかかりますからね。

▼防振ホルダーはネットで簡単に探すことができますよ!数千円で購入することができるので、他の対策と組み合わせて使うのもおすすめです。

2,596円(2023.3.時点/楽天市場価格)

口コミ(楽天市場より)

  • アクセサリーブラケット取り付け部分は、アルミ合金製でガッチリしていて大きめのゴムブッシュでクランプできてとても安心感があります。
  • いいですね!iPhone14plusに機種変し、以前までのホルダーから新調しようと購入。車体への固定、スマホのクランプ具合、どれも最高です!クランプする際はスマホをホルダーに押し当てれば勝手にクランプしてくれますし、外す際もボタン一つ!気に入りました!

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【バイクマウント用】サブ端末の正しい選び方

それでは、私がイチオシする対策法、「バイク用のサブ端末を作る」ことに必要なサブ端末の選び方をお話しします。

家に眠っているスマホがない人や、有るけどまともに動かず新たに購入を考えている人は必見です!

サブ端末もやっぱりiPhoneでしょ!という方

普段から使い慣れていて安定感・信頼感のあるiPhoneから選びたい方におすすめの機種をお伝えします。

  • 【アウトドアに強い!】防水・防塵機能がある(IP67以上)
  • 【今後も長く使えて安い!】サポート期間がまだ残っている、または切れたばかりである

この2点から導き出したおすすめのiPhoneは、【iPhone7】と【iPhone8】です。両者ともIEC規格が IP67であり、多少の雨でも耐えられて塵埃の侵入も防げます。

IEC規格とは防水性能・防塵性能がどのくらい高いかを示す、国際的な規格の事です。最高値はIP68となっています。

【iPhone7】と【iPhone8】について表にまとめましたのでご覧ください。

サポート期間中古の価格
iPhone72022.9に切れたばかり~1万円
iPhone8残っている1~2万円

【iPhone7】はサポートが切れたことで価格がガクッと下がり、手に入れやすくなりました。【iPhone8】はまだまだ現役ながら安価なのでコスパがかなり良好です。

サポート期間が切れてしまったら徐々に使えるアプリが減っていきますが、多くのアプリはしばらく使えますよ。

Androidも視野に入れて考えてみたい!という方

Androidも安くてサブ端末向きの機種がたくさんあります。むしろ選ぶ幅が広すぎて決められませんので、今回は選ぶポイントだけをお伝えしますね。

  • 【アウトドアに強い!】防水・防塵機能がある(IP67以上)
  • 【今後も長く使えて安い!】サポート期間が残っている、または切れたばかりである

この2点から、Androidでは【発売から3~4年経った国内産の防水・防塵スマホ】を選ぶのがおすすめです。

防水・防塵機能は海外よりも国内メーカーの方が、比較的安価で付いています。

またAndroidは発売から2~3年でOSのサポート切れとなることが多く、このタイミングであれば値段がガクッと下がり比較的安価で手に入ることが考えられます。

まとめ

  • iPhoneをバイクにマウントして使うとカメラが壊れる
  • その理由はOISとクローズドループAFがバイクの振動によって狂うためである
  • バイクマウント用の「サブ端末」を作るのがおすすめ
  • メイン端末をマウントする際は補償に加入したり防振ホルダーを使用し、短時間でやめよう
  • 「サブ端末」が家に無い時は、選び方を基準に購入しよう

いかがだったでしょうか。今回はバイクの振動によってiPhoneのカメラが壊れてしまう事実について、お伝えしました。

ナビの代わりであり音楽も聴ける、iPhoneはバイク乗りにとって不可欠なものですよね。サブ端末を作るなどして、楽しいバイクライフを送ってくださいね。

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