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スマホのトラブルあれこれ

アンドロイド版「スクリーンタイム」はどこから設定するの?|画像つき解説

こんにちは!本日も「androidのお役立ち情報」をお送りいたします!エックスリペアスタッフの大橋です!

アンドロイド端末をお使いの皆さま、「スクリーンタイムを設定したいけど、どこからできるの?」とお悩みではありませんか?

iPhoneのスクリーンタイム、便利ですよね。Androidには無いのでしょうか?

機能名は違いますけど、ちゃんとありますよ!

この記事では、

  • 設定の手順
  • どんな設定ができるのか
  • 使用ケースに応じた使い道の例

の順番で、丁寧に解説していきます。ぜひ最後までご覧くださいね!

アンドロイドのスクリーンタイム|ここから設定できる

まず、画面の開き方はこちらです。

  • 手順①設定アプリを開く
  • 手順②「Digital Wellbeingと保護者による使用制限」の項目へ進む

ここで注目したいのは、機能名が「スクリーンタイム」では無いこと。そもそもiPhoneの機能名なのでAndroidでは別名なんですね。

※お使いの機種・OSのバージョンによっては、機能の有無や操作方法が異なる場合があります。

操作手順の例(Google Pixcel 4a:OSがAndroid13の場合)

①設定アプリを起動

②「Digital Wellbeingと保護者による使用制限」に進む

▼かなり下の方に項目があるので、設定の画面を下部へとスクロールさせて探して下さい。

▼見つかったら、項目名をタップします。


【画面例】

カラフルなリング状で使用状況の内訳が表現されていますね。こちらの使用例の場合は、「SNS(Twitter)」と「ブラウザの使用(Chrome)」に時間が割かれているのがわかります。

【さらに細かな設定も可能】

使用状況のチェックだけでなく、細かな設定もできます。画面を下へとスクロールして、各項目から設定してみましょう。(使い方は記事後半で解説します)

正式名称は「Digital Wellbeing」

「探しても見つからない!」と思っていました……。

Androidでは、iPhoneのスクリーンタイムに相当する機能は「Digital Wellbeing(デジタル-ウェルビーイング)」という名前です。

ウェルビーイングとは、「幸福・健康」という意味。適切な利用がされているか・健康的に利用できているか、をチェックするための機能なのですね。

設定するとどうなる?|どんなことができる?

ここからは、設定できる9つの項目についてお伝えしていきます。「保護者による使用制限」もここから行えます。(Digital Wellbeing画面の開き方は、記事前半の手順を参考にして下さい)

①ダッシュボード

1日に使える時間を、アプリ毎に設定できます。

「SNSは1日15分まで!」みたいな使い方ができるんですね!

②おやすみ時間モード

就寝時間になると、自動的に通知を制限したり、画面色をやさしくしてくれたり。眠りにつきやすいサポートをしてくれる機能です。

③フォーカスモード

集中したい時にオンにすると、アプリ毎に一時停止できる設定を行えます。曜日や時間で自動スケジュールができるのが嬉しい!

④通知を管理

アプリ毎の通知の有無を設定する項目です。

⑤サイレントモード

サイレントモード時の通知制限を細かく設定できます。

⑥ふせるだけでサイレントモードをオン

端末の置かれた状態を感知して、自動でサイレントモードにしてくれます。切り替えが便利になりますね。

⑦前方注意

「歩きスマホ」をしていると判断された場合に、注意が通知されます。

歩きながらのスマホ使用は危険ですからね。お子さんのスマホ利用の際には、ぜひ設定しておきたい項目の1つです!

⑧アプリの一覧にアイコンを表示

「オン」にすると、すべてのアプリの一覧を開いた時にDigital Wellbeingのアイコンが追加されます。(オフにすると消えます)

ここに注意! 保護者がお子さんのスマホの管理をしたい場合、すぐに画面が出る状態はデメリットも。お子さんが自分で設定を変えてしまうかもしれません。
この場合は、アイコンは非表示のままにしておくのがおすすめです!

▼そのままホーム画面に出すことも可能! 日常的に自己管理したい時に便利ですね。

⑨保護者による使用制限

お子さんや高齢者のスマホなど、使用に不安がある人の端末に対して、リモート管理などができるようになる設定です。

▼おすすめ関連記事|迷惑電話などのトラブルには? こちらもぜひお読み下さいね。

便利な使い方は?|使用シチュエーション例

Digital Wellbeingを使えば、日常の気になる問題が解決するかもしれません!

ケースA:デジタル生活から少し離れたい!

「デジタルデトックス(※電子機器の使用を控える生活スタイルのこと)」も流行っていますね。常にスマホやパソコンが身近にある現代では、その分、ストレスや健康の心配もつきものです。

アプリ毎の利用状況を客観的にみることができるので、「ああ、私……スマホ使い過ぎだなぁ」と自覚のキッカケになるでしょう。

  • ダッシュボード
  • おやすみ時間モード

を組み合わせて、1日のスマホの使い方を見直してみると効果的かも!

ケースB:仕事・勉強に集中したい!

仕事や勉強などは、集中した方がはるかに効率が良いですよね。でも、ついついスマホを見てしまう!

そんな時には、

  • フォーカスモード
  • サイレントモード

がおすすめ。

フォーカスモードは曜日・時間を絞った設定ができるので、「平日の昼間はSNSは一切禁止! TwitterもYouTubeも見ない!」と鉄の意思を貫きやすくなります。

サイレントモードでは最低限の通知だけに設定できるので、「通知音でついスマホに手がのびちゃった…!」という状況をカバーできるでしょう。

まとめ

この記事では、アンドロイドのスクリーンタイム改め「Digital Wellbeing」に焦点を絞ってお伝えして参りました。

  • 設定 > Digital Wellbeingの項目から設定できる!
  • 名前は「スクリーンタイム」ではない!
  • さらに細かな利用設定も活用できる!

いつも身近にあるスマホは、便利な生活道具である一方で「つい使い過ぎてしまう」「利用方法を誤ると、大変なことになる」リスクもデメリットもある機械です。適切な使用をしていくためにも、使いこなしていきたいものですね。

安心・健康なスマホ生活を送っていきましょう!

最後までお読み頂き、ありがとうございました。