X-repair(エックスリペア)スマートフォン・タブレット・Switchの修理 | 全国対応

COLUMN

スマホのトラブルあれこれ

iPhoneを売る時にシリアルナンバーを聞かれたら?出品時の注意点

こんにちは!本日も「iPhone(Android)のお役立ち情報」をお送りいたします!エックスリペアスタッフの大橋です!

iPhoneをメルカリなどのフリマサイトで売る時、こう悩んだことは有りませんか?

購入希望者からシリアルナンバーを教えて欲しいとコメントが来たけど、個人情報が流出して悪用されないか心配だなぁ。

結論を言うと、シリアルナンバーは無理に教えなくても大丈夫です。この記事では、シリアルナンバーとIMEIの詳細や、出品時の注意点などが分かります。

フリマサイトでスムーズに取引するために、詳しく見ていきましょう。

iPhoneを売る時、シリアルナンバーを聞かれたら

iPhoneをフリマサイトに出品したら、シリアルナンバーを教えて欲しいとコメントされることがよくあるようです。どうしたら良いのでしょうか。

シリアルナンバーを教えた方がいいの?

シリアルナンバーは主に正規品かどうかを確かめるのに使われますが、>無理に教える必要はありません。それでも購入してくれる人はたくさんいます。

もちろん教えても大丈夫ですが、現代のネット社会では情報がどう流れていくのか読めないものです。不用意に情報を開示するには多少のリスクがあるのです。

購入希望者からシリアルナンバーを教えて欲しいとコメントが来たけど、個人情報が流出して悪用されないか心配だなぁ。

シリアルナンバーよりIMEIを教えよう

売買によるトラブルを回避するためには、シリアルナンバーよりむしろIMEIの方が重要と言えます。

現に大手フリマサイトのメルカリでは、スマートフォンを出品する際「IMEI」の記載が義務付けられています。→メルカリびより「スマートフォン出品の注意点のお知らせ」

アイ、エム、イー、アイ?

IMEIとは端末識別番号のことで、赤ロムでないかをチェックするのに使われます。詳しくは後述しますね。

シリアルナンバーやIMEIを教えて悪用されないの?

シリアルナンバーを教えたとしたら、個人が特定されて悪用されるのではないか不安に思いますよね。

色々調べてみましたが、特に個人情報が流出するといった心配はないようです。

理由は以下の2点です。

  • シリアルナンバーとIMEIに個人情報は登録されていない
  • シリアルナンバーやIMEIだけではAppleやキャリアに連絡できないし、マイページにも飛べない

個人情報が登録されていないため直接個人を特定するのは不可能ですし、Appleやキャリアに連絡する際は所有者の名前や連絡先が必要です。

マイページに飛ぶにはAppleIDなどでログインしなくてはいけません。

唯一悪用の可能性があるといったら、怪しい業者がそのシリアルナンバーを使って偽物のiPhoneを作ることくらいです。

シリアルナンバーとIMEIを教えるだけでは、直接的な被害は無さそうだね。

とはいえ、必要以上に晒すことはおすすめしません。思わぬところで情報が紐づいてしまって厄介事が起こる可能性もありますからね。

【結論】iPhoneを売る時シリアルナンバーを聞かれたら

個人情報が流出する可能性は低いが、少しでも不安があるならシリアルナンバーを教えないでおこう。その代わりIMEIを教えよう。

と覚えておきましょう。

シリアルナンバーとIMEIから分かる情報

シリアルナンバーとIMEIから、どのような情報が分かるのでしょうか。まずは特徴を軽く表にしました。

シリアルナンバー(シリアル番号)IMEI(製造番号)
概要iPhoneとしての固有番号端末としての固有番号
構成11または12桁の英数字列15桁の数字列

両方とも、iPhoneに付けられた世界でひとつだけの番号です。このふたつの番号によって、

  • 機種名
  • 色、容量
  • 製造場所
  • 製造日
  • 正規品かどうか
  • 赤ロムではないか

などの情報が分かります。

iPhoneを売買する際、特に重要なのは下の2つ「正規品かどうか」「赤ロムではないか」です。調べる方法を見てみましょう。

シリアルナンバーで「正規品かどうか」を調べる方法

まずはシリアルナンバーを使って「このiPhoneは正規品なのか」確かめてみましょう。

Apple公式サイト内の保証状況の確認へ飛び、シリアル番号(シリアルナンバー)とコードを入力し、続けるをタップします。

「購入日:確認済み」となっていればそのiPhoneは正規品であるという証です。

IMEIで「赤ロムでないか」を調べる方法

次にIMEIを使って「このiPhoneは赤ロムでないか」確かめてみましょう。

赤ロムとは、ブラックリストに載ってしまいネットワーク利用制限がかけられた端末の事です。Wi-Fi以外のネットワークや電話等が利用できません。

iPhoneがどこのキャリアのものかによって調べるサイトが異なるので適したサイトを選んでください。

以下はすべてキャリアの公式サイトなので、安心してくださいね。

au・UQmobileのネットワーク利用制限携帯電話機照会

docomoのネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト

softbankのネットワーク利用制限携帯電話機の確認

楽天モバイルのネットワーク利用制限電話機の確認

ここでは、auのiPhoneを例に見ていきましょう。

まずは、IMEI(もしくはMEID)を入力し、「次へ」をタップします。すると状態が〇、△、☓、ーの4種類で表されます。画像では△になっていますね。

この状態については、以下のように分けられます。

  • 〇→大丈夫。赤ロムではない。
  • △→今後赤ロムになる可能性がある。
  • ☓→赤ロムである。
  • ー→入力したIMEIかMEIDが間違っている。他のキャリアである。まだ反映されていない。

赤ロムとは、ブラックリストに載ってしまいネットワーク利用制限がかけられた端末の事です。Wi-Fi以外のネットワークや電話等が利用できません。

【〇だった場合】

〇の場合、端末代金を全て払い済であり、盗難品や不正契約品でもない綺麗な端末だと言えます。今後不正だと判断された時は☓になることもあり得ます。

【△だった場合】

△の場合、端末代金の支払い途中であることがほとんどです。端末を2年契約している方も△となります。

毎月支払っていれば赤ロムになることはありませんが、支払いがしばらく滞ってしまえば赤ロムになる可能性があります。販売は、端末代金支払いが完了し〇になってからにしましょう。

支払いが終わっているのに△のままならば、各キャリアのカスタマーサポートに電話してみてください。〇にしてもらえます。

【☓だった場合】

☓の場合、盗難や不正契約により入手された端末であったり、代金未払いの期間が長いためネットワーク利用制限がかけられて赤ロムとなっています

残念ながら今後も〇や△になることはないため、赤ロムとして販売するしかありません。

ただし、キャリアがdocomoで端末代金未払いが原因の場合は、支払いを済ませれば〇にできるようです。

【ーだった場合】

ーの場合、入力した番号が間違っている可能性があります。IMEIをコピペした際にスペースを含み、15桁以上で入力したことになり、後半部分が途中で切れることもよく起こります。

また、auで購入した端末なのにdocomoのサイトの方で入力した場合なども、ーになります。正しいキャリアのページで入力してくださいね。

赤ロムとは、ブラックリストに載ってしまいネットワーク利用制限がかけられた端末の事です。Wi-Fi以外のネットワークや電話等が利用できません。

シリアルナンバーとIMEIの調べ方

それでは、iPhoneのシリアルナンバーとIMEIを調べる方法を4つお伝えします。

  • 方法①設定から調べる
  • 方法②箱から調べる
  • 方法③Apple公式サイトから調べる
  • 方法④ダイヤルして調べる

方法①設定から調べる

「設定」から「一般」をひらき、「情報」をタップします。そこで「シリアル番号」と、下へスクロールして「IMEI」が載っています。

ちなみに、それぞれ番号の箇所を長押しすることで、コピーできます

方法②箱から調べる

iPhoneを購入した時の箱が残っている方は裏面を見てみてください。バーコードの記載されたシールに「Serial number(シリアルナンバー)」と「IMEI」が載っているはずです。

方法③Apple公式サイトから調べる

まず、パソコンや他の端末からAppleIDの管理へサインインします。左側から「デバイス」をクリックし右側から調べたいiPhoneを選択します。

下へスクロールしていくと、シリアルナンバーとIMEIが載っています

この方法はiPhoneを開けない状態でも調べられるから便利だね!覚えておこう。

方法④ダイヤルして調べる

この方法は、IMEIのみですが簡単に確かめられます。標準の電話アプリをひらき、「*#06#」と入力します。すると3枚目のような画面になり、IMEIが表示されます

iPhoneを売る時の注意点3選

最後に、フリマサイトでiPhoneを売る際にぜひ注意していただきたいことをお伝えします。

出品サイトのIDをSNSのIDと同じにしない

出品サイトとSNSを同じIDにしていると、住所・名前と顔・現在地・連絡先が紐づき、個人の特定にいたる可能性があります。

全く違うものに変えておきましょう

データをバックアップする

大切な情報が完全に消えてしまわないように、バックアップをとっておきましょう。やり方はこちらの記事をご覧ください。

初期化する

個人情報を残さないためにも、初期化しましょう。ネットワーク利用制限と同じようにトラブルの元になりやすい「アクティベーションロックがかかっている」状態も、初期化により解消されます。

やり方はこちらの記事をご覧ください。

まとめ

  • シリアルナンバーを聞かれても無理に教える必要はない。むしろIMEIを教えよう
  • シリアルナンバーからiPhoneが正規品なのか、IMEIから赤ロムでないかが分かる
  • シリアルナンバーを教えても個人情報流出の可能性は低い
  • iPhoneを出品する時の注意点

いかがだったでしょうか。シリアルナンバーを聞かれても教えたくなければ、代わりにIMEIを教えるなどしてやんわり断っても大丈夫です。

個人情報が流出する可能性は低いですが、慎重になってなりすぎることはありませんからね。双方の納得がいく、気持ちのいいお取引ができますように。

修理金額
郵送修理
店舗検索
メール
logo
produced by Xモバイル
エックスモバイル株式会社
Copyright ©︎ 2022 X-repair All Rights Reserved